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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第333回

MITのナトリウム燃料電池/宇宙原子時計で描く新たな地球像

2025年06月02日 09時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

MITがナトリウム燃料電池を開発、エネルギー密度はリチウムの4倍

ナトリウムを燃料とする新型の燃料電池をMITの研究チームが開発した。リチウムイオン電池よりもエネルギー密度が高く、水素燃料電池のような極低温や高圧を必要としないのが特徴。輸送分野での実用化を目指す。

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誤差1センチ以内へ、宇宙原子時計で描く新たな地球像

4月に打ち上げられた宇宙原子時計アンサンブル(ACES)ミッションの主な目的は、地球上で最も正確な時計と同期した時計ネットワークを構築することだ。将来的に同ネットワークは、地球上の地点の標高を極めて正確に測定するのに役立つ可能性がある。

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アンソロピックが「Claude 4」発表、数時間の自律作業可能に

アンソロピックが新しいAIモデル「Claude Opus 4」と「Claude Sonnet 4」を発表した。数千ステップの複雑なタスクを数時間かけて自律実行できるのが特徴で、24時間以上のゲーム攻略や7時間の自律コーディングが可能。楽天が導入を発表した。

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eムック 「ロボット新時代 身体を持つAIがやってくる」特集号

MITテクノロジーレビュー[日本版]はeムック Vol.73 / 2025.05をリリースした。特集は「ロボット新時代 身体を持つAIがやってくる」。

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AIブームで脱炭素に暗雲、 「天然ガス発電しかない」の 大前提を疑う

AIデータセンターが、全米で新たな天然ガス火力発電所の急増を促している。クリーンなエネルギーを目指す私たちにとって、それは何を意味するのか?

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AIのエネルギー消費、 悲観しすぎなくていい 4つの理由

AIインフラの拡大でエネルギー消費への懸念が高まっているが、希望を抱かせる要素もある。モデルの効率化、半導体の進歩、データセンター冷却技術の向上、そしてコスト削減圧力が、持続可能性と経済性を両立させる方向へ業界を導いている。

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米FDA、新型コロナワクチンを高齢者らに限定 その合理性は?

米国食品医薬品局(FDA)は、新型コロナウイルス・ワクチンの接種を高齢者や重症化リスクが高い人に制限する方針を発表した。この判断は妥当なのか? 専門家に話を聞いた。

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AIブームで原子力回帰へ、 時間軸のズレは埋められるか

AIブームが加速する中、グーグル、アマゾン、マイクロソフトといった巨大テック企業が相次いで原子力分野への参入を表明している。24時間安定稼働が求められるデータセンターにとって、原子力は理想的な電力源に映る。しかし、新たな原子炉の建設には最大10年を要する一方、AIが求める電力は今後3〜5年で急増する見通しだ。

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MITテクノロジーレビューからのお知らせ

eムック新刊「ロボット新時代 身体を持つAIがやってくる」

MITテクノロジーレビューの独自記事を旬のテーマ別に再構成し、PDFファイルとして定期的にお届けしている有料会員専用コンテンツ。新刊は「ロボット新時代」がテーマです。


ここ数年の生成AIブームの波に乗って、人工知能(AI)とロボット工学の分野が急接近している。ロボット工学の分野ではロボットに頭脳となるAIの搭載を進め、より賢いロボットの実現に取り組んでいる。一方のAIの側では、AIに身体を与え、物理世界とやり取りできるAIを作っている。チャットボットが会話するだけでなく、実際に家事を手伝い、高齢者を介護し、子どもと遊ぶ——そんな「身体を持つAI」が私たちの日常に入り込む日がやってくるのか。いま幕を開けようとしているロボット新時代を追った。

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