あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第526回
MINIの皮を被ったBMW X1「MINIジョンクーパーワークス カントリーマンALL4」は遊び心を忘れない人にピッタリ
2025年05月31日 12時00分更新
荷室の広さはMINI史上最大級かも
異端児なのは見た目と走りだけではありません。ラゲッジスペースの広さもMINI史上最大級といえそう。後席を倒せば、その広さに驚嘆。なのですが、他社のようにラゲッジスペース側から倒すことはできないようで、いちいち後席側に回らなければならないのは面倒でした。しかも、背もたれごとに倒さなければならないため、中央を倒すのはちょっとしんどかったりも。
ラゲッジルームに12Vアクサセリーソケットを用意するので、移動中にポータブル電源などの充電が可能。また、パワーゲートに対応しているのは便利ですね。
後席はさすがの広さ。四輪駆動ゆえ、センタートンネルがかなり盛り上がっています。USB Type-Cの充電ソケットも用意されています。
運転席はMINIの世界そのもの。特に中央部に置かれた直径24cmの有機ELディスプレイが、ほかのクルマにはないアイテムといえます。
スポーツモードを試そうとGO KARTモードを選択。すると「ヒャッハー!」という声が車内に響き、派手なエンジン音がこだまするとともに、イルミネーションも変化。車両には複数の走行モードがあり、車内イルミネーションなどと連動しているようです。これもまたイマドキのBMWらしい演出が取り入れられています。ちなみに、シートマッサージ機能のモードもあったりします。
ステアリングホイールはかなり太め。これもまたBMWらしかったりします。一方、イグニッションやシフトセレクターなどはディスプレイの下に配置されています。中央のイグニッションはスイッチボタンではなく捻るタイプで、まるでポルシェのよう。遊び心いっぱいです。
【まとめ】MINIの固定観念を壊してくれる意欲的なモデル
BMW X1のデキの良さにMINIの遊び心が加わり、それでいてX1より120万円も安いというジョンクーパーワークス カントリーマンALL 4。「こんなのMINIじゃなくてBIGだ」と思ったりもしましたが、そういう固定概念を持ってしまったことを反省しきりです。
気づけばMINIがBMW傘下となって20年以上が経ち、MINIはこういうモノ、というのが頭にこびりついていました。でも、そうしたものを壊してくれそうなジョンクーパーワークス カントリーマンALL 4。MINIはまだまだ面白くなりそう、そんなことを思わせるクルマでした。

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