海外エアラインで続々ルール変更
【注意喚起】モバイルバッテリー、飛行機内で“使えない時代”に突入か!?
2025年04月16日 07時30分更新
●香港でも火災事故→規制開始!
直近では、2025年4月7日から香港の航空会社でも同様の規制がスタートしています。実は同年3月、香港航空の機内で、同じように頭上の荷物棚から発火して緊急着陸という事故が起きており、これを受けた変更と見られます。規制の内容は、モバイルバッテリーを頭上の荷物棚に収納できないほか、機内での使用も禁止されています。
●日本だけ“平常運転”? でも油断は禁物!
一方で日本の各航空会社は、現時点での新たな規制はありません(2025年4月14日現在)。これまでと同じように、受託手荷物に入れることはできませんが、機内での使用や収納場所については、特に制限されていない状況です。このあたりが厄介で、日本の航空会社と同じつもりで、ほかの航空会社に乗ってモバイルバッテリーを機内で使って注意された、というケースが出てきそうです。
●【新常識】スマホはフル充電して搭乗しよう
機内での退屈しのぎにゲームをしたり、ダウンロードをした動画や音楽を聴いたりと、今や飛行機を使った旅行にスマートフォンは必需品。それが機内で充電できないとなると、機内の楽しみが減り、下手をすると現地到着時にバッテリーがなくて使えないというトラブルにもなってしまいます。ちなみに、英語では「モバイルバッテリー」ではなく「power bank(パワーバンク)」と呼ばれるので、外国人のCAさんに注意されたときのために覚えておきましょう。
この手の「充電器+バッテリー」な製品は、機内で使用できないケースが出てくるので注意です(製品は「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」)
以上のことから、機内でのモバイルバッテリー使用不可は、今後も拡大しそうな雰囲気です。あらかじめ飛行機内ではモバイルバッテリーは使えないと想定しておき、搭乗前にスマートフォンやタブレットなどは、しっかりと充電しておく習慣をつけておいたほうがよさそうです。また長距離便の場合は、機内にUSBポートやAC電源で給電できるケースが多いので、USBケーブルやバッテリーを内蔵していないACアダプターを用意して、モバイルバッテリーを使わないでも機内で充電できるようにしておきましょう!
最近はUSBポートのType-Cタイプがちらほらと見かけるようになったものの、飛行機内のUSBはまだまだType-Aが多いので、飛行機に乗り込む際はUSBのType-Aポートにささる、充電用のケーブルも用意しておくと安心です
この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)
世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。
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