走る応接室と呼べる豪華な内装デザイン
インテリアは上質なレザーとメタル、そしてカーボンが織りなす極上空間。さすがフラグシップです。ブラックとレッドのシートはXMレーベル専用品で、ゆったりさとスポーティーさを両立。アメニティーもしっかりしており、ショーファー(運転手付)の雰囲気が漂います。スポーティーショーファーという新カテゴリーができるのでは?
メーターとインフォテインメントはカーブドディスプレイによって視界良好。ステアリングホイールには、同社のスポーツセダン「M2」や「M3」などと同じように、ユーザープリセットのM1/M2ボタンが配置されています。
シフトもM2やM3と同様に、シフトタイミング調整スイッチを配置。車両設定メニュー画面をみると、「駆動システム」「回生」「シャシー」「シフトタイミング」「ステアリング」「ブレーキ」「M xDrive」と細かく設定可能。「これ、全部試すの大変だなぁ」と思いつつも、うっかりニヤけてしまうのはクルマ好きの悲しいところです。
後部座席を倒すと、巨大な荷室が出現!
これならたくさんの荷物でも安心
荷室の容量は527L。背もたれをすべて倒すと1820Lにまで容量を拡大可能です。プライバシートレイはバックドアと車内の分割式で、取り外した時に収納はできないようです。荷室の床下にプラグインハイブリッドシステムのコンポーネントが積まれているため、サブトランクはありません。XMのボストンバックがあったので開けてみたら充電ケーブルが入っていました。

この連載の記事
-
第588回
自動車
都市型SUVの新定番! マツダ「CX-30」がもたらす新感覚ドライブ -
第587回
自動車
死角ナシの万能SUV! マイチェン版トヨタ「カローラ クロス」に乗ってわかった“しっとり快適”の正体 -
第586回
自動車
今しか選べない“熱き”ガソリンSUV!マセラティ「グレカーレ」の真髄を体感する -
第585回
自動車
カッコいいワゴンは健在! アウディの新型「A5 Avant」は流麗なデザインと広々ラゲッジでアウディらしさを継承する -
第584回
自動車
「VEZEL e:HEV RS」は後出しズルい! と言いたくなるほどイイクルマだった -
第583回
自動車
採点方式が激変の2025年「日本カー・オブ・ザ・イヤー」最終決戦! 10ベストカー試乗会レポ -
第582回
自動車
BMW「X2 M35i」はカジュアルさとBMWらしさが高次元にバランスした日本にピッタリなSUV -
第581回
自動車
フォルクスワーゲン「ゴルフ GTI」はオトナになったボーイズたちに勧めたいぜいたくな1台 -
第580回
自動車
プジョーの新SUV「3008」はデザインでの購入者が大半! リゾートホテルのような内装とクーペフォルムが牽引する -
第579回
自動車
新型「プレリュード」は今のHondaを凝縮したハイブリッドスポーツの前奏曲だ! -
第578回
自動車
クラウン・エステートで車中泊体験! 「おもてなし」シートで過ごすぜいたくなドライブ体験 - この連載の一覧へ






































