遠くない将来、3D空間を劇的に簡単に作れる可能性
このような形で、生成AIの究極のゴールのひとつは、ユーザーが望む世界を生成し、その世界との自由なインタラクションを実現するという方向です。なんとかそれを実現しようと実現が比較的容易にできる方法から、ハードルの高い方法まで複数の方法が試されています。現状は、研究レベルのものが多い様子ですが、今後、オープンモデルも多数登場してくるのではないかと思います。2024年は動画生成AIがすごく多い年になりましたが、2025年はワールドモデルのサービス化が増えることになるでしょう。
ワールドモデルが何に使われるかといえば、第一の目的にはゲームがありますが、もっと気軽に作れるインタラクション空間への期待があるでしょう。3D空間作成は小さな空間であっても非常に手間がかかります。それが、1枚の画像さえあればできてしまう。もちろん、現時点ではできることには限界が数多くあります。画像サイズも小さいし、何が生成されるかもわかりません。しかし、そう遠くない将来に、大きな3Dエンジンを使わなくても、リアルタイムな3D空間を劇的に簡単に作れてしまう、そんな可能性が見えてきています。

この連載の記事
-
第146回
AI
ローカル音楽生成AIの新定番? ACE-Step 1.5はSuno連携で化ける -
第145回
AI
ComfyUI、画像生成AI「Anima」共同開発 アニメ系モデルで“SDXL超え”狙う -
第144回
AI
わずか4秒の音声からクローン完成 音声生成AIの実力が想像以上だった -
第143回
AI
AIエージェントが書いた“異世界転生”、人間が書いた小説と見分けるのが難しいレベルに -
第142回
AI
数枚の画像とAI動画で“VTuber”ができる!? 「MotionPNG Tuber」という新発想 -
第141回
AI
AIエージェントにお金を払えば、誰でもゲームを作れてしまうという衝撃の事実 開発者の仕事はどうなる? -
第140回
AI
3Dモデル生成AIのレベルが上がった 画像→3Dキャラ→動画化が現実的に -
第139回
AI
AIフェイクはここまで来た 自分の顔で試して分かった“違和感”と恐怖 -
第138回
AI
数百万人が使う“AI彼女”アプリ「SillyTavern」が面白い -
第137回
AI
画像生成AI「Nano Banana Pro」で判明した“ストーリーボード革命” -
第136回
AI
画像生成AIの歴史を変えたNano Banana “一貫性の壁”が突破された2025年を振り返る - この連載の一覧へ






