コンパクトカーゆえ後席はやや狭い
後席は同じプラットフォームの日産ノートと比べると、足元はかなり狭い印象。これは欧州コンパクトではあるあるの話です。シートはファブリックとレザーのコンビで座り心地は良好。シートの良さはフランス車らしいところ。いっぽう、サイドシルがかなり立っているので、そこをまたぐように乗るのは、お年寄りの方には大変かなと思いました。
運転席は専用のステアリングなど
その気にさせるデザインや演出が魅力
運転席はウォームチタニウムのステッチが施されたスポーツシートが装備されています。「E-TECH エンジニアード」専用のステアリングホイール、カーボン調のダッシュボードとドアトリム、ウォームチタニウムのアクセント加飾、アルミペダルなどでスポーティーな仕立て。インフォテインメントディスプレイは7インチでスマホと接続可能です。
ASCII.jpなので、スマホ対応について触れましょう。7インチのタッチパネルディスプレイは、Apple Carplay、Android Autoの両方に対応しますが、ワイヤレス通信は非対応の様子。スマホトレイは小さめで、ケーブルを接続しての置く際には苦労しそうです。
軽量シャシーにパワフルユニットは正義!
ルーテシアに搭載するE-TECHユニットは、上位モデルのクーペSUV「アルカナ」に搭載しているものと同一。逆に言えば軽いシャシーに上位モデルのユニットを搭載すれば、その結果は言わずもがなです。パワフルで速い。しかも、好レスポンスだから楽しい。この「楽しい」がルノーの魅力。
足は少し硬めで高速道路にピッタリの印象。それが走りの楽しさに奏功するのは言うまでもありません。生活を楽しむフランス人が作ったクルマ、というのがピッタリ。ゆみちぃ部長も思わずニコニコです。
プラットフォームが日産ノートと同じだから似ているのかと思ったのですが大違い。器が同じでも料理人と素材が違えば、それは違う料理なのは当然の話です。
「CMF-B」プラットフォームはルノー主導で設計されたのだとか。となると、使い方が上手いのも当然かも。ルノーは楽しく、日産は真面目というイメージです。日産もNISMOグレードになると楽しくなってくるのですが、一方で「普段乗りではやりすぎ」という部分もあるので、「ほどよいスポーティーさと日常性」という点では、ルノーの方が好印象です。
さて、今回、E-TECHのルーテシアを堪能したゆみちぃ部長。「カッコよくてオシャレで運転しやすい」と太鼓判をポン。ゆみちぃ部長にお似合いだと思うのですが、と言われて思わずニヤけている顔が印象的でした。
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