「あらゆるものにSnapdragonによるオンデバイスAIを」
これほどまでに多くの業界キーマンからメッセージをもらう背景にあるのは、クアルコムが「あらゆるものにSnapdragonによるオンデバイスAIを」という世界観を本気で実現しようとしているからだ。
かつてクアルコムで製品管理担当のシニアバイスプレジデントを務め、現在はXR製品担当のシニアバイスプレジデントとなっているジアド・アスガー(Ziad Asghar)氏は、「スマートフォン、スマートグラス、スマートウォッチ、ノートパソコンのそれぞれに生成AIが動くだけでなく、5G通信によってクラウドAIともつながるようになっていく」と語る。
パラメーター数にしてスマートウォッチとスマートグラスは10億、スマートフォンは70億、ノートパソコンは130億のオンデバイスAIがそれぞれで動くというわけだ。
すべてのデバイスでSnapdragonが動くには、パートナーの存在が不可欠だ。そのため、ノートパソコンであればマイクロソフト、スマートグラスはMeta、スマートフォンはサムスン電子やシャオミ、HONORが駆けつけたというわけだ。
「スマートフォンのパートナーはグーグルではないのか」と思ったが、グーグルはイベントの2日目、車載向けプラットフォームのパートナーとして登場していた。まさにクアルコムは全方位でパートナーを増やし、Snapdragonエコシステムを拡大しようとしているようだ。

この連載の記事
-
第270回
トピックス
楽天モバイル、黒字化の裏で不満噴出 通信設備に“2兆円投資”必要か -
第269回
トピックス
通信費が0円に? 楽天がモバイルWi-Fiをバラまく本当の狙い -
第268回
トピックス
mineoが“フルMVNO”に挑む理由 格安スマホ市場の変化が背景に -
第267回
トピックス
菅元首相に“ハシゴを外された”楽天モバイルの踏ん張りに期待 -
第266回
トピックス
スマホ値上げの足音 実質1.6万円のNothing Phoneが“最後の良心”に? -
第265回
トピックス
アップル巧妙な新手数料 スマホ法“肩透かし”で終わる可能性 -
第264回
トピックス
KDDI×ローソンが挑む“ニュータウン再生” 住民は不安も、採算に自信 -
第263回
トピックス
「アクセシビリティは“人権”」アップルが40年間続ける取り組みとは -
第262回
トピックス
ソフトバンクとKDDIが“空の救助網” 雪山遭難、ドローンで発見 -
第261回
トピックス
スマホ5G“ミリ波”肩透かし 6Gは“センチメートル波”が鍵に -
第260回
トピックス
ドコモ苦戦 携帯3社、“値上げ”で明暗 - この連載の一覧へ












