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「Oracle CloudWorld 2024」レポート

「Oracle CloudWorld 2024」の主要な新発表を“3つの戦略”でまとめる

分散クラウドからソブリンAIへ、“先行他社とは違う”オラクルOCIの戦略とは

2024年10月18日 11時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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AIインフラ:13万個のNVIDIA Blackwell GPU搭載クラスタが登場へ

 OCIが注力する2つめの戦略「AIインフラ」について、シャガラジャン氏は「OCIでは大きく6つのイノベーションを実現した」と説明する。

OCIのAIインフラにおける6つの特徴

 たとえば昨年のOCWでは、大量の「NVIDIA H100」GPUを搭載したベアメタルマシンを、高速なRDMA(RoCEv2)ネットワークで接続した「OCI Supercluster」を発表していた。巨大な規模のLLMを開発するAIベンダーでは、このSuperclusterを複数セット利用するケースもあるという。

 今回は、このOCI Superclusterのスケールをさらに拡大する発表が行われた。単一のクラスタで、最大13万1072個の「NVIDIA Blackwell」GPUを搭載し、2.4ゼタFLOPSのピーク性能を実現するというものだ。オラクルでは、ゼタスケールのAIコンピューティングクラスタは「世界初」だとアピールしている。

 なお、GPUサーバーのスケール拡大に合わせて、ネットワーク、オブジェクト/ファイルストレージについても、よりハイパフォーマンスなものがラインアップに追加されている。また、中規模/小規模のAIワークロード向けに「NVIDIA H200」「同 L40S」を搭載したベアメタルインスタンスの提供も発表されている。

OCI Supercluster/AIインフラの特徴

OCIがラインアップするAI向けGPUインスタンスの一覧

 シャガラジャン氏は、すでにUberやxAI、Palantir、Cohereといった多数の顧客企業やAIスタートアップが、OCIのAIインフラ/Superclusterを採用していることを紹介した。現在提供されている最大規模のLLMのうち4つが、OCIのAIインフラを利用して実行されているという。

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