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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第300回

オープンAI新モデル「o1」とは何か?/グーグルが量子エラー訂正でブレークスルー

2024年09月27日 12時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

GPT-4oを圧倒、オープンAI新モデル「o1」に注目すべき理由

これまでの大規模言語モデルの進歩の大部分は言語主導だった。オープンAIが新たに発表したモデル「o1」は多段階の推論に焦点が当てられており、創薬や物理学、材料科学などの分野において役立つかもしれない。

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グーグルが量子エラー訂正でブレークスルー、実用化へ前進

グーグルは、独自のエラー訂正手法により量子ビットがデータをより長く忠実に保存・操作できるようになるとする研究結果を発表した。実用的な量子コンピューターの実現へ向けた一歩となる。

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主張:インターネットアーカイブ敗訴、図書館の未来を守れ

図書館はこれまで、知識にアクセスする機会をすべての人に平等に与えるという重要な使命を果たしてきた。だが、図書館によるデジタル化を認めない判決を米国の控訴裁判所が下したことで、危機的な状況にある。

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AIが自らファクトチェック、グーグル「幻覚」撲滅で新ツール

グーグルは自動的にファクトチェックをすることで、AIのハルシネーション(幻覚)の問題を解決できる可能性のあるツールを発表した。より多くの製品にAIを組み込もうとしているグーグルにとって重要なツールになるかもしれない。

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新型ARメガネ「スペクタクルズ」でようやく未来がやってきた

スナップ(Snap)が発表した新型ARメガネ「スペクタクルズ(Spectacles)」は驚くほどすばらしい。現実世界とデジタルを重ね合わせて見せる体験は、これまでさまざまなデバイスが約束してきたことをようやく実現している。

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陰謀論者の説得には大規模言語モデルが有効、MITなど新研究

陰謀論の信奉者を説得するのに、AIチャットボットが有効であることを示す研究論文がMITスローンとコーネル大学の研究チームから発表された。チャットボットと対話した人の陰謀論への確信度が平均20%低下したという。

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新時代の戦争 ドローン防衛の最前線に立つ ウクライナの民間専門家

ウクライナの無線技術者であるフラッシュは、ロシアによるウクライナ侵攻以来、前線に足を運んでドローンを調べ、その情報やアドバイスをネットで共有している。新時代の戦争の実験場となった現地での彼の活動は、戦争の未来を決定づけるものになるかもしれない。

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米国で感染拡大、もはや鳥だけの問題ではない「鳥インフル」問題

鳥インフルエンザの牛への感染は確実に広がっており、そのことを示す証拠がいくつも見つかっている。専門家は実態がさらに深刻である可能性を指摘し、対応の遅れを懸念。ウイルスの進化と新たな感染経路の出現で、世界的なパンデミックのリスクが高まっている。

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MITテクノロジーレビューからのお知らせ

イベント「生成AIと法規制のこの1年〜知財・著作権の最新潮流を読み解く」開催

MITテクノロジーレビュー[日本版]が平日夜に開催しているマンスリー・イベントです。次回10/9(水)は「生成AIと法規制のこの1年」がテーマです。


テキストから画像、音楽、動画まで、生成AIブームの到来によって、誰もがさまざまなコンテンツをAI技術を使って手軽に作れるようになりました。生成AI技術を組み込んだサービスや製品も次々と登場する一方、生成AIが利用する学習データをめぐっては大手新聞社や大手音楽レーベルがAIベンダーを訴えるなど、法的なトラブルも発生しています。また、生成AIの急速な普及を受けて、この1年でEUのAI法や米大統領令など世界各地で規制の動きが加速し、AI企業は対応を迫られている状況です。 今回のEmerging Technology Nite「生成AIと法規制のこの1年〜知財・著作権の最新潮流を読み解く」では、著作権・エンターテインメント業界に精通した骨董通り法律事務所の出井 甫弁護士をゲストに迎え、この1年あまりの生成AI関連の法規制の重要トピック、特に著作権をめぐる法的争点を中心に整理してお話いただきます。生成AIモデルの開発や、生成AIを活用したサービス・事業に関わる企業の担当者など、法規制の最新動向を知りたい方におすすめのイベントです。

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