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歴代PlayStationタイトルのキャラクターも多数出演!

アソビ心が躍動する『アストロボット』プレイレビュー!万人にオススメの傑作と呼ぶにふさわしい作品

2024年09月09日 11時00分更新

文● Zenon/ASCII

●一発即死だがリカバリーはテンポ◎

 本作はアクションゲームであり、敵もしっかり存在する。ハリネズミのように甲羅からトゲを出してくる敵や、ビリビリしてる敵は触れたらアウト。基本的に一発被弾したらその時点で負けとなる。

アストロの攻撃方法は殴る、ジャンプのホバリング時に出るレーザーを当てるの2つが基本

ジャンプ中にもう1回ジャンプボタンを長押しするとビームを出してホバー移動できる。直接触るとアウトな敵はこれで倒そう

殴ってもレーザーを当てても倒せないブタに体当たりされた図。周囲の環境を利用するなど、ちょっとした工夫が必要になる場面も

 ただし、チェックポイントが頻繁に用意されているため、リカバリーは簡単だ。ほんの少し手前に戻されるぐらいなので、何度でもトライ&エラーを試せるのは気楽でGOOD!

青いホログラムのようなものがチェックポイント。少し奥にある赤いホログラムまで近づけば、そこが新たなチェックポイントとなる

玉乗りで不安定な道を進むステージや、前面ガラス張りの床のステージなど歯ごたえがある場所も。何度落ちたか知れず、かなりクリアに集中力を要した

 そのほか、ステージごとにサポートしてくれる動物を見つけることで特殊な武器やアクションが出せる。伸びるパンチを出せる武器や、ジェットパックを背負って突撃できる武器など、種類は豊富だ。

この武器は中距離で攻撃できるほか、鉄板を殴りつけて破壊できたり、疑似的なワイヤーアクションのように使ったりする場面も

 ステージをいくつかクリアすると、大ボスが待ち構えるステージが登場。そこでも武器やギミックを駆使した「頭を使う」バトルが楽しめた。

タコのボス「ワッコ・タッコ」。攻撃範囲を見切って回避し、グローブやゴーグルを攻撃しよう

ステージ後半には海が割れる演出があり、そのド迫力にコントローラーを持つ手が震えた

●文句の付けようがない秀作!PSの知識があればなおよし

 PS5のプリインストールソフト『ASTRO's PLAYROOM』をより洗練させた正統続編である本作。DualSense ワイヤレスコントローラーの機能をフル活用したプレイ感覚は、ほかのタイトルでは得られない、唯一無二の面白さがあった。

 ボリュームは結構あり、20~30時間は楽しめる。ボットは300種類いるようなので、すべて集めて全コンプリートを目指すならかなり歯ごたえがあるだろうと感じた。

 また、カメオ出演となるPlayStationタイトルのキャラクターたちも見ていて楽しい。「このキャラ誰だっけ?」と思ったら検索して調べるきっかけにもなるし、知っているキャラが出たらちょっと嬉しくなる。

古い作品から新しい作品までSIEのタイトルに限らず登場するものの、タイトルなど詳細は解説されない。すべてわかったアナタはプレステ博士!

インディーながら大ヒットした、猫好きのスタジオ制作のあのキャラも! 筆者もプレイしました

ベースキャンプではネコとイヌを連れ歩くこともできる。「撫でる」アクションがあれば最高だった

 遊び心あふれる多彩な仕掛けは、プレイする手を止めさせない刺激的なものだった。アクションとしての手触りも良好で、終始気持ちよく楽しめる。PlayStationの知識があればより楽しめるのはGOOD。

 「神は細部に宿る」という言葉のように、めちゃめちゃ細かいところまで作り込んである本作。見た目も可愛いので、楽しくアクションゲームをプレイしたいという人は、ぜひ遊んでみてはいかがだろうか。きっと満足できるはずだ。

 

【ゲーム情報】

タイトル:アストロボット
ジャンル:アクション
販売:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
開発:Team ASOBI
プラットフォーム:PlayStation 5
発売日:発売中(2024年9月6日)
価格:
 通常版:7980円(パッケージ/ダウンロード)
 デジタルデラックス版:8980円(ダウンロード)
CERO:A(全年齢対象)

※「PlayStation」、「プレイステーション」、「PS5」および「DualSense」はソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。
※そのほか記載されている名称は各社の商標または登録商標です。

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