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Stable Diffusion入門 from Thailand 第22回

画像生成AI「Midjourney」の使い方 Webアプリ版の画像編集機能を完全マスター

2024年09月11日 17時00分更新

文● 田口和裕

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Editor

 「Editor」は、「Vary Region」「Pan」「Zoom」などの機能をひとつのインターフェイスに統合したものだ。下記のビデオで概要を確認しておこう。

 Editorを開くには前述のように「More」セクションの「Editor」ボタンをクリックする。

Editorをクリック

 これがEditor画面の全体だ。左側に画像が表示され、画面上部に各種操作ボタン、右側にはプロンプトと生成ボタンが配置されている。

Editor画面

 「Erase」をクリックすると、画像の一部を消しゴムのように消して範囲指定することができる。

Erase

 このように顔の部分だけを消して、そこだけ新しい画像を生成しなおすことができるのだ。

 「Restore」は逆に消した部分を元に戻すことができる。

Restore

 「Erase」と「Restore」を駆使することで柔軟に範囲を指定できる。

 左向きの矢印は「Undo(元に戻す)」、右向きは「Redo(やり直す)」、丸いのは「Reset(一番最初の状態に戻す)」だ。

 「Edit Prompt」には、元画像の生成に使用したプロンプトが表示されている。

 元画像の顔の部分だけを消して選択したうえで「young asian man, gold short hair(金髪ショートヘアーの若いアジア系男性)」とプロンプトを入力。

 「Submit」をクリックで生成だ。なお「Back」をクリックするとLightboxに戻り、「Close」をクリックすると画像一覧(Create画面)に戻る。

 Eraseツールで指定した顔の部分だけが新たに生成されていることがわかる。なお、指定する範囲は大きめにしたほうが自然になるようだ。(作例は少し小さすぎたかも)

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