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タイのスタートアップが来日 「THAI EXPO TOKYO 2024」に合わせてビジネスマッチング会を実施

デロイト トーマツ ベンチャーサポートは8月16日、タイのスタートアップや企業と日本企業をマッチングするビジネス交流会を開催した。

デロイト トーマツ ベンチャーサポートではかねてよりアジアNo.1のイノベーションファームを掲げ、2月にタイで開催されたJAPAN EXPO THAILANDでのピッチイベントでは最優秀賞受賞者をイノベーションの祭典「UPDATE EARTH 2024 ミライMATSURI@前橋」に招待している。「UPDATE EARTH」は日本から世界を席巻する企業を生み出し、よりよい社会を変革することを目指したプロジェクトで、今後も日本とタイをはじめとした、アジア各国とのイノベーション推進が予定されている。

今回のビジネス交流会の前日には、日本とタイの企業のビジネスマッチング会が開催され、タイのスタートアップを中心に13社が日本企業に向けて自社製品などをアピールした。

ビジネスマッチング会開催にあたり、デロイト トーマツ ベンチャーサポートの成田大輔氏は「日タイ両国の官民が連携し、スタートアップ企業や産業界など様々な分野の活性化を図ることを目的としたプラットフォームです。このネットワークを活用し、一人でも多くの方と交流して、今後の協力の足がかりにしてください」と挨拶。その後タイ国政府商務省からAdul Chotinisakorn氏、Chanthapat Panjamanond氏、Pakawat Wongthai氏からの挨拶に続き、新藤義孝内閣府特命担当大臣からビデオメッセージが寄せられた。

新藤義孝内閣府特命担当大臣

続いて行われたタイ企業のピッチは短い持ち時間ではあったが、自社製品の特徴などをアピールした。登壇した企業は以下の通りで、どのような商品を扱っているか簡単に記す。

ビジネス交流会の様子

Mallika Interfood:自社農場で栽培しているマンゴーをフリーズドライし、カルシウムとビタミンを加えて提供
Sampran food:レッドチップというブランドで豆類、スパイス、調味料を提供
Dcharoensuptrading:スキンケアやマッサージなどで使われるエッセンシャルオイル
TripleCycleLine:持続可能性を追求するアパレル企業。機能的なリサイクルポリエステルを開発
Ultimate Destiny:顔を認識するAIを活用した占星術占い
Create Economy Agency:キャラクターを用いたIP開発
Creative Economy Social Enterprise:創造的な知的財産によるアプリ開発、人材育成、関連商品開発
Arwama:キャラクター「Warbie Yama」を活用したIPライセンスビジネス
Liffolab:キャラクター「シューシープ」を活用したIPライセンスビジネス
Takeoff:キャラクター「Tsuka Neko」を活用したゲームやIPライセンスビジネス
Leila Amulets:タイの伝統を活用したジュエリーやキャラクター
Kai3 Publishing Limited Partnership:キャラクターを活用したIPライセンスビジネス
Algorhym Project:VTuberビジネス

会場内に製品を展示し、実物を見ながら話ができるようにしていた

ピッチで実際の製品をアピール

スライドは各社1枚ずつ。限られたスペースの使い方に工夫が見られる

キャラクターを使った玩具を使いながらその特徴をアピール

フォロワー数や再生回数などの実績をプレゼン

ピッチ後は交流会が開かれ、日本企業は興味のあるタイ企業と熱心に話をしていた。THAI EXPO TOKYO 2024には起業家やスタートアップ、大企業や官公庁の関係者ら約100人が来日しており、タイと日本連携によるイノベーションの機会創出などが期待される。

ビジネスマッチング会登壇者の方々

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