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篠原修司のアップルうわさ情報局 第2102回

Bloomberg報道

アップル「iPhone 16」AI機能、発売時は使えないかも

2024年08月10日 20時00分更新

文● 篠原修司

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 アップルが開発中の人工知能機能「Apple Intelligence」は、iPhone 16シリーズ発売時にはすぐに使えない可能性が高いという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が7月28日に伝えた。

 同氏は計画に詳しい関係者からの話として、アップルは機能の安定性に関する懸念と、開発者に十分なテスト時間を与える必要性から、iOS 18、iPadOS 18、macOS Sequoiaの初期リリースからApple Intelligenceを外し、10月のソフトウェアアップデートから提供を開始する計画だと伝えている。

 こうした理由からか、開発者向けにはiOS 18.1とiPadOS 18.1の最初のベータ版でApple Intelligenceが提供される予定だという。実際、先日配信が開始されたベータ版においてApple Intelligenceの提供が確認されている。

 なお、同氏はiOS 18.1からApple Intelligenceの提供が開始された後も、デバイス上のデータを使用して質問に答えたり、ユーザーの画面に表示されている内容を理解したりする新しいバージョンのSiriなどの一部の機能は含まれない見込みだと伝えている。

 これらの機能は2025年前半にリリースされる予定だとのことだ。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

※訂正:見出しに誤りがあったため訂正します。(2024年8月10日20時40分)

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