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コスト、人材、セキュリティ…… データ活用の課題を包括的に解消するHPEの取り組み

なぜHPEがソフトウェアを? 統合データ基盤「HPE Ezmeral」に注力する理由を率直に聞いた

2024年08月07日 11時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp 写真● 曽根田元

提供: 日本ヒューレット・パッカード(HPE)

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Q:データ活用に悩む企業を救う“HPEならではの価値”とは?

――日本のHPEとしては、どのような体制でEzmeralを展開し、日本企業のデータ活用を支援していくのでしょうか。

加藤氏:HPEでは日本でも2022年に「HPE Ezmeral事業部」を立ち上げました。日本のお客様へのHPE Ezmeralのご紹介、実際の導入や活用をサポートしていける体制を整えたところです。

 「データを活用したい」と考えているお客様であれば、われわれはどんな段階からでもご支援できます。「これからデータをためたい」というお客様でも、「すでにためてあるデータの分析を支援してほしい」というお客様でも、その段階に応じたご支援を行う準備はできています。

木村氏:さらに早い段階からご支援している例もありますね。「データをどう活用するか」という企画構想から、現状のデータ環境を調べるアセスメント、活用目的に合わせたデータ加工の設計など――。早期段階のご支援を必要とするお客様もまだまだ多いと思いますが、HPEならばそうした段階から実装、運用までフルサポートできます。

――冒頭で、海外企業ではHPE Ezmeralの導入が進みつつある、日本企業も遠からずその動きが進むはずだ、というお話しがありました。そうした取り組みをHPEがフルサポートしてくれるならば、心強いですね。

木村氏:オンプレミス環境に導入いただく場合は、HPEがソフトウェアだけでなく、ITインフラのハードウェアまでサポートできる点も強みになります。もちろんHPE以外のサーバーでも同じように動くのですが、HPEのサーバーで導入いただいた場合は、ハードウェアやOSのレイヤーも含めて、すべてHPEがサポートします。サポート窓口がひとつにまとまりますから、お客様の運用負荷も下がります。

加藤氏:HPE Ezmeralは、IT製品をas-a-Service型で導入できる「HPE GreenLake」にも対応しています。サーバーなどのハードウェアも含め、ITインフラを含む全体を従量課金型で効率良く利用し、必要に応じて規模を拡大させていくことが可能です。

 ご説明してきたように、HPE Ezmeralという製品そのものも、HPEとしての幅広いサポートも、データ活用にまつわるさまざまな「制約」を取り除くことができます。導入されるお客様は、そうした制約に頭を悩ませることなく、本来の目的であるデータ活用に専念して、そこからビジネス価値を引き出す取り組みを推進することができます。

* * *

 このインタビュー取材を通じて、冒頭で挙げた「なぜ?」の疑問はかなり解けたように思う。日本でも生成AIやデータ活用に大きな注目が集まっているが、実際の取り組みは遅れているというのもHPEが指摘するとおりだろう。そうした課題をHPE Ezmeralが解消することで、日本企業におけるデータ活用の取り組みが大きく前進することに期待したい。

 とは言え、今回の記事ではHPE Ezmeral Softwareの具体的な特徴や機能を詳しく紹介することができなかった。引き続き、次回記事ではHPE Ezmeral Data Fabric、HPE Ezmeral Unified Analyticsの2製品について、技術的な深掘りも加えてご紹介したい。

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