従来のセダン路線から大きく舵を切った16代目クラウン。開発陣はその理由のひとつに「購入層の若返りを狙った」と明言しています。そこで若い人代表として、我らASCII.jp自動車部のゆみちぃ部長こと、アイドルユニット「純情のアフィリア」の寺坂ユミさんと、クラウン(クロスオーバー)をチェックしました。果たして刺さるクルマに仕上がっているのでしょうか?
セダンからクロスオーバーになっても
上品な乗り心地と使い勝手の良さは健在!
トヨタのお膝元である愛知県出身のゆみちぃ部長。小学校の道徳の授業で「いつかはクラウン」と教えられているのかと思いきや、クラウンについて詳しいことはよくわからない模様。今回の取材は実にフラットな立場で受けてもらえるというわけで、まずは一安心です。
「結構大きなクルマですね」というように、全長は4930×全幅1840×全高1540mmと立派なEセグメント。ホイールベースも2850mmと長めなので「小回りがしづらいのかな」と思いきや、最小回転半径は5.4mと、結構抑えられています。というのも、後輪も操舵するDRS(Dynamic Rear Steering)を標準搭載しているから。
新しいクラウン(クロスオーバー)を目の前にしたゆみちぃ部長は「なんかプリウスのお兄ちゃんみたいなクルマですね」と素直な第一印象。そして「SUVみたいな、ちょっと違うみたいな」とセダンとSUVを融合させたシルエットに興味津々のよう。
部員たちは21インチホイールの大きさに驚き。ですが前から見ると「タイヤ細くないですか?」と不思議そうなゆみちぃ部長。部員がタイヤ談義に花をさかせていると、「フロントマスクのナンバーのところ、穴が開いていないんですね」とゆみちぃ部長。そして「リアもマフラーがないんですか?」とも。探してみると、バンパーに隠れるように配置されていました。

この連載の記事
-
第505回
自動車
「GT-R」と「Z」、選ぶならどっち? 40周年のNISMOが手掛けるロードカーにあらた唯が触れる -
第504回
自動車
最新世代のポルシェ「911」とEVの「タイカン」を乗り比べたらタイカンが圧倒的に恐怖だった -
第503回
自動車
今スポーツセダンを求めるならアルファ・ロメオ「ジュリア・クアドリフォリオ」を強くオススメする理由 -
第502回
自動車
車購入初めての20代女性に「アルト ラパンLC」がピッタリな5つのポイントと2つの微妙 -
第501回
自動車
初めてのMTでも安心! 小さなぜいたく「N-ONE RS」のMT車をオススメする3つの理由 -
第500回
自動車
612馬力の超弩級SUV「Mercedes-AMG GLE63 S 4MATIC+」はクルマのジキルとハイドだ! -
第499回
自動車
BMWが誇る最上位SUV「XMレーベル」は手に余る性能のスーパーSUVだった -
第498回
自動車
ルノースポール最後の「メガーヌR.S.ウルティム」の魅力をシビック TYPE-Rと徹底比較 -
第497回
自動車
Hondaの「N-BOX JOY」はコダワリの詰まった内装と使い勝手が良くてドライブが楽しくなる -
第496回
自動車
Hondaの「N-BOX JOY」はアクティブにアウトドアを楽しむための人のための軽自動車 -
第495回
自動車
電気があれば何でもできる! 電動ポルシェ「パナメーラ」と「タイカン」の個性の違いを解説 - この連載の一覧へ