編集部主催の「TOKYO Gaming-PC STREET」6月30日(日)開催【イベントのお知らせ】 第26回
数年ぶりとなったアスキー主催の秋葉原イベント
【総まとめ】大盛況だった「TOKYO Gaming-PC STREET」イベントレポ
2024年07月02日 21時00分更新
「TOKYO Gaming-PC STREET」が6月30日、LIFORK(リフォーク)秋葉原で開かれました。
「もっと秋葉原を身近に」、そんなコンセプトのもと、開催した本イベントでしたが、さまざまなステージイベントや豪華ゲストたち、そして来場者の皆さんのおかげで大きな盛り上がりを見せて閉場しました。
ASCII編集部としても数年ぶりとなった秋葉原でのリアルイベント。入場無料ということもあってか、開場前から多くのお客様が行列をつくっていました。
来場者の方にはノベルティーとしてジサトラリストバンドや週刊アスキー 秋葉原限定版もお渡し。
ジサトラリストバンドは時間帯を分けて計80個を用意していたのですが、予想を上回る来場者の方にお越しいただき、あっという間に完売御礼。
さらに来場者の方にはエナジードリンク「HYPER ZONe ENERGY」も配布。13時ごろにキンキンに冷やしたものを配布しましたが、なんとこちらも数時間で配布終了。それだけ多くの来場者の方に訪れていただき感謝です。
イベント動画
ステージの様子はアーカイブになっていますので、こちらもチェックしてみてください!
■イベントの記事まとめはこちらから
編集部主催の「TOKYO Gaming-PC STREET」6月30日(日)開催【イベントのお知らせ】
11:00~ メインステージのオープニング
オープニングはASCII編集部お馴染みのメンツが登場。「PCパーツでアキバを盛り上げたい!」というテーマのもと、秋葉原で最近買ったものや秋葉原を満喫するオススメスポットを紹介し、秋葉原の魅力をトーク形式で展開。
オカモトがよく買い物をする「パーツ通り」や、ジサトライッペイがおすすめする飲食店「田中そば」など、編集部が足しげく通う秋葉原だからこそ、会場でも共感するような反応がたくさんありました。
6月に編集者が訪れた台湾のCOMPUTEXの話題でも盛り上がりました。今回のCOMPUTEXではインテルの「Lunar Lake」をはじめとして、AIが絡まないブースはないほど、AIがフィーチャーされていたそう。
はじめてCOMPUTEXに参加したジサトラヒロムは生ではなかなかお目にかかれない「MOD PC(モッドピーシー)」、いわゆる魔改造したPCに興味津々だったそうで、PCパーツの奥深さを知れたようです。
秋葉原といえばPCパーツ! そうです、今回のイベントは、ジサトラヒロムのようにたくさんの人に「PCパーツってもっと面白いものなんだよ」ということを伝えるために開かれたイベントでもあります。
会場もオープニングからたくさんのお客様が集まってくれたので、どんどん熱気が上がっていくようなオープニングセッションになったのでしょうか。
11:45~ インテルステージ
会場が暖まってきたところで、ジサトライッペイとインテルの安生健一郎さんが登場。安生さんが登場すると動画内でも「安生さんキター!」などのコメントが流れました。
そんなインテルとは、「インテルPCマイスター」の話に。インテルPCマイスターは、インテル公認の「カスタムPCの伝道師」のこと。PCに関するさまざまな知識を持ったマイスターを輩出するために実施されているプログラムです。
現在、このインテルPCマイスターの上級マイスターである我らがジサトライッペイ(一度、試験には落ちましたが→詳しくはこちら)。上級で求められるさまざまな資質について、安生さんとトークを繰り広げました。
■インテルのステージはこちらもチェック!
ジサトライッペイがカスタムPCの伝道師!? 「インテルPCマイスター」って何? アスキーの“上級”保持者が語る
12:30~ QNAPステージ
このステージではQNAP製NASの便利な機能やNASについての素朴な疑問について、ジサトライッペイ&つばさが解説。
QNAPの最新NAS「TS-216G」を参考に、あらためてNASとはどういったものなのか、NASをおすすめする理由などを解説。
これまでNASといえば、無骨なデザインでどうしても取っ付きにくい印象がありましたが、TS-216Gはインテリアにも自然に溶け込むようなデザイン性が魅力だそう。意外とラクにセットアップできることもオススメの理由となっているようです。
■QNAPのステージはこちらもチェック!
NASをはじめるならQNAP! AIも活用できるNASの便利さや素朴な疑問をイッペイ&つばさが解説!
12:45~スペシャルゲストが登場!
13時からは目玉企画のひとつ、スペシャルゲストを招いた特別イベントを実施。
このステージでは、トンピ?さん、りゅうせい/Ryuseiさん、ゼラールさん、marunnn【まるーんチャンネル】さんと豪華なインフルエンサーたちが大集合。
当日はゲストたちのチェキプレゼントが実施されることも発表され、多くのファンの方も来場していました。
「趣味を広げてもらおう! PCをもっと好きになる大作戦」(前半)と銘打った本ステージでは、ゲストの皆さんの人となりから、ちょっと敷居の高いPC環境の構築などをもっとライトに感じてもらえるような企画を実施。
提携5店舗との連動企画では、ゲストそれぞれに店舗で購入するパーツ・備品を選んでもらい、のちほど実際に自作PCに組み込んでいくという企画も展開。
店舗との連動企画の詳細は、この記事の後半で触れているので、そちらもチェックしてみてください。
セッション間 PC相談コーナー
今回のイベントではインテルPCマイスターの上級資格を持つジサトライッペイ&ゲスト4名が来場者のPCのお悩み相談に乗る「PC相談コーナー」という企画も同時開催。
セッションの間に開催された相談コーナーですが、こちらも多くの相談者の方に立ち寄っていただきました。
また、カスタムPC相談コーナーの相談者にはゲストのサイン入り色紙をプレゼントする企画も実施。相談者の方も大満足の様子でした。
14:00~ NVIDIAステージ
NVIDIAステージでは「ゲームもAIもおまかせ! GeForceのスゴさを語りたい」と題して、トークセッションをお届け。
出演したのは、NVIDIAのピーターさん(コンシューマー事業部 デスクトップ兼グラフィックスカードセールスマネージャー)。
注目だったのは、NVIDIAが注力しているAI技術「NVIDIA ACE」。これはゲームデベロッパー向けに提供・開発中のプロダクトで、ゲームの登場キャラクターにAIを組み込む取り組み。ピーターさんは、「近い将来、RPGなどのゲームでプレイヤーとNPCが自然な会話ができるようになる」と語っていました。
■NVIDIAのステージはこちらもチェック!
ゲームもAIもおまかせ! NVIDIAピーター氏がGeForce RTXの魅力をわかりやすく解説!
14:30~ ゲスト登壇の後半戦!
「趣味を広げてもらおう!PCをもっと好きになる大作戦」(後半)では、前半でゲストが選んだPCパーツが会場に到着。実際に、自作PCに組み込んでいくというセッションとなりました。
用意されたのはPC電源・メモリー・モニターアーム・ドライバー・ネジなど。
ゲストが選んだ、パーツを組み込んでいく内容で、りゅうせいさんとまるーんさんはメモリーをマザーボードに挿すという初となる作業を実施。
お二方とも、初めてとは思えない様子で、難なくメモリーの挿し込みを完了。舞台袖から見守っていたジサトライッペイは、ゲスト2人の手際について「センスの塊」「お手本通り」と褒めたたえていました。
続くゼラールさんには電源ユニットにケーブルを挿し込むという自作を依頼。24ピン、4+4ピンなど自作ならではの専門用語が飛びかう中、無事ケーブルを見つけ出し、電源ユニットに挿し込み完了。
時間の関係で、選んだパーツのみを組み込む作業でしたが、ゲストのトンピ?さんは「次は、1時間くらいあっても楽しめそう。(ゲストの)皆さんに聞いてみたいこともありますし」とコメント。
敷居が高いと思われがちな自作PCですが、ゲストからは「自分だけのオリジナルパソコンをつくれるので興味が沸いた」、「これからPCを買いたいと悩んでいる人、こういったイベントを通して、知識を増やして購入してもらえたら」とコメントしていました。
また機会があれば、ゲスト皆さんの自作PCチャレンジを見てみたいですね!
15:30~ SilverStoneステージ
SilverStoneのステージでは「ゲーマーならPCもクールにSilverStoneで強力冷却だ!」と題したステージイベントを実施。
このステージでは、フリーランスのモリケンさんとアスキー編集部のヤヒロが登壇し、ゲーマーの強い味方になってくれるSilverStoneの水冷CPUクーラー「SST-IM360-ARGB」「SST-IM240-ARGB」、ケースファン「Shark Force 120 ARGB」の魅力について紹介しました。
なんでも「Shark Force 120 ARGB」は、サメ肌からインスピレーションを得たファンブレードを採用しているそうですよ?
■SilverStoneのステージはこちらもチェック!
PCを冷やす&クールに見せるならSilverStone! アスキー主催イベントでモリケン氏がイチオシ製品をアピール
16:00~ オオトリ! 「大うちの子丸」オフ会
ラストステージでは「『大うちの子丸』オフ会」と題して、大うちの子丸のメンテナンスを決行。つばさ&イッペイのほか、スペシャルゲストとしてジサトラKTUが登場。
大うちの子丸とは、アスキー編集部が増設を繰り返す100万円越えの自作PC。アスキーの生放送ではたびたび登場していましたが、リアルではこのイベントがデビュー日となりました。
本セッションで、作業するのは1~11の手順。じつは1~2は先ほどの「趣味を広げてもらおう!PCをもっと好きになる大作戦」(後半)で、追加済みなので、3~10までを進めていくことに。
メンテナンス作業は基本、つばさ&イッペイで進めていくため、KTUはサポートという立場に。しかしサポートだけというのも、手持ち無沙汰ということで、なぜか炊飯器でご飯を食べるというカオスな展開。
3の「電源ユニットをフレームにネジどめ」という冒頭からつまづく展開で、疲れも見られるジサトライッペイ。つばさ、KTUから愛ある野次も飛び交いながらなんとか進めていきます。
途中、水冷ケーブルから精製水が漏れるというメシウマ(?)な展開も訪れつつ、なんとか11までの作業を完了させたつばさとイッペイ。
アクシデントもありながら、大盛り上がりだった本セッション。自作PCからモニターへの通電が確認されたときは会場からも大きな拍手が巻き起こりました。
時間ピッタリで、会場にホタルノヒカリが流れ、そろそろの終わりの時間に。
アスキー編集部の数年ぶりのリアルイベントということで、なかなか試行錯誤な場面もありましたが、会場は観覧のお客さんが途絶えることなく続き、終始、盛り上がった雰囲気で幕を閉じました。
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