ユーザーの間では生成3Dモデルを使った実験が始まっている
こうして、3Dデータ生成サービスではある程度の性能向上が起きているものの、まだ商用開発にそのまま使えるという水準には至っていません。しかし、部分的に使えるのではないかという実験はすでに始まっています。
個人ゲーム開発者のかんさんは、一人でゲーム開発をするうえで、生成AIを利用してアセット類をすべて作って開発する作業を進めています。元となる画像はStable Diffusionを使い、Tripoを利用して3Dモデルを生成し、Unreal Engine 5環境に読み込んで設定する形です。
Robot band by AI
— かん@ゲーム開発 (@ailovedirector) June 4, 2024
Music @suno_ai_
3D Model @tripoai
Motion @Mixamo
Configuration location @UnrealEnginepic.twitter.com/FhkC15wkLx
割と今までにないレベルで自由に飛び回れる仕組み作れたかも(10秒~)(45秒~)。
— かん@ゲーム開発 (@ailovedirector) May 30, 2024
月にも重力つけた(23秒~)けど、どうやっても操作方法陸と変わっちゃうから、これは使うか迷うところね。#UE5#indiegaming#aizene
利用AIツール@tripoai@midjourneypic.twitter.com/N5MNzmUKyA
動画の素材として利用するのであれば、すでに使える可能性も出てきています。toyxyzさんは、3Dで生成した「女性」と「鳥居」と「灯籠」を簡易配置した画像を作り、さらにStable DiffusionのImage-to-Image(i2i)で参照画像を作成。それを、Luma AIのDream Machineに読み込ませて、動画を作成するテクニックを公開しています。他の生成AIを使って、2Dの動画素材として扱うためには、完璧な3Dモデルである必要性はないのです。
Tripo3D to Luma Dream Machine workflow! #Tripo3D#LumaDreamMachine#AIpic.twitter.com/3dxdEgWIM7
— toyxyz (@toyxyz3) June 14, 2024
Step 2 : Creating 3D Models with Tripo3D pic.twitter.com/pYNd3wlzh8
— toyxyz (@toyxyz3) June 14, 2024
Step 4 : Image to video using the Luma Dream Machine. Enter your character's actions and camera movements at the prompts. pic.twitter.com/G2EfgI5FQo
— toyxyz (@toyxyz3) June 14, 2024

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