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国立科学博物館、マニアックすぎる昆虫展「昆虫MANIAC」開催へ

2024年06月13日 12時00分更新

文● ASCII

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 東京・上野の国立科学博物館(科博)は、2024年7月13日(土)から10月14日(月・祝)まで、昆虫をテーマとした特別展「昆虫MANIAC」を開催する。昆虫の研究者たちによるマニアックな視点と最新の研究を交え、カブトムシやクワガタムシなどの馴染み深い昆虫から、クモやムカデなどの多様な「ムシ」の世界を紹介する。チケット料金は一般2100円、小中高生600円。

 特別展「昆虫MANIAC」の魅力は、研究者が選んだマニアックな昆虫標本や、最新の研究成果が展示されることだ。例えば、雌雄混在のカブトムシ「ギナンドロモルフ」や、日本最大のムカデ「リュウジンオオムカデ」など、普段は見られない昆虫たちに迫るほか、さらに、体長約2mの巨大模型も展示され、そのリアルな姿に驚かされることだろう。

 展示では、昆虫と人間の関わりや、昆虫採集の方法なども紹介される。「ど根性ガエル」とのコラボレーションや、絵本『うんこ虫を追え』とのコラボも見どころだ。公式サポーターにはお笑いコンビ・アンガールズが就任し、山根良顕さんが発見した新種昆虫も展示される。

 監修者の井手竜也氏は、「この展示を通して、おなじみの昆虫の知られざる一面や、見たこともない不思議な昆虫にふれ、ひとまとめには説明できない多様性の面白さを体感いただくことで、ご来場の皆様とまだ見ぬムシたちをつなぐきっかけになれたら」とコメントしている。

 昆虫好きの方はもちろん、普段あまり昆虫に興味がない方も、この機会に昆虫の世界を覗いてみてはいかが。

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