世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。
EVシフト、充電部門閉鎖で明らかになった「テスラ頼み」の危うさ
電気自動車(EV)用の充電ネットワーク設置を主導してきたテスラは先日、充電部門のメンバー全員を解雇した。充電器の増設はEV普及に不可欠であり、気候変動対策に必要なインフラの構築を特定の企業に依存する危険性を浮き彫りにしている。
驚きに満ちた脳の「配線図」、グーグルらが史上最高解像度で3D地図化
ハーバード大とグーグルのチームが、人間の脳細胞間のつながりを高解像度で表した3Dマップを作成した。脳の小さなサンプルを5000の断片にスライスして電子顕微鏡でスキャンし、機械学習を使ってつなぎ合わせた。
予測不能な「AIの欺瞞」、機械がたどり着いた人間をだます行動
人工知能(AI)がさまざまなケースで、人間が訓練したわけでもないのに、「欺瞞」を実行することをまとめた研究が発表された。しかしAIは決して、人間を欺こうとしているわけではない。人間が設定した目標を、より上手く達成しようとしているだけなのだ。
エネルギー革命の主役に躍り出た蓄電池、押さえておきたいデータ3つ
蓄電池が電力セクターで急成長し、新規設置容量は前年の2倍に達した。米国ではすでに送電網において存在感を発揮し始めている。
人気の中国語キーボード・アプリ、ほぼすべてに脆弱性が存在
スマホなどで中国語の入力に使うキーボード・アプリ(IME)のほとんどに入力内容を傍受される脆弱性が存在することが分かった。ファーウェイをのぞくほぼすべての端末にプリインストールされているアプリで見つかったという。
グーグルが「Astra」発表、AIアシスタントからエージェントへ
グーグルはAIエージェント「Astra(アストラ)」を発表した。今年後半にリリースされる予定で、AIアシスタントはユーザーの日常生活をサポートするエージェントに進歩する。
亡き人と対話するAI、中国で「よみがえり」ビジネスが拡大中
愛する人が亡くなった後の悲しみを乗り越えるために、人工知能(AI)でアバターを生成するサービスが中国で拡大している。
気候危機時代の食の選択肢 「培養肉」禁止に反対する
培養肉や代替畜産物は、持続可能なタンパク質の大量生産に向けた道筋を提供する。これらに本来求めるべきは、安全で美味しく、気候汚染を削減できることであるはずだ。
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