前へ 1 2 3 次へ

MSI「MPG B860I EDGE TI WIFI」レビュー

知識と経験が問われるMini-ITXでのホワイトミニゲーミングPC自作。基板まで白いIntel B860搭載マザーボード選びの最適解が見つかった

文●石川ひさよし 編集●三宅/ASCII

提供: エムエスアイコンピュータージャパン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 今回紹介するのはMSI「MPG B860I EDGE TI WIFI」。Intel B860チップセットを採用したLGA1851、Core Ultra 200Sに対応するMini-ITXマザーボードだ。まあ、Mini-ITXはATXやmicroATXとは性格が違い、“あえて”選ぶ方向き。知識と経験を問われる挑戦であり、人とは違った個性的なPCを組むならこれ以上の素材はない。さて、そんなMini-ITXマザーボードの新星MPG B860I EDGE TI WIFIは、個性を打ち出すには最適なホワイト(MSIではシルバー)モデル。MPGグレードで確かな電源回路、冷却設計、そして最新&高速インターフェースを備え、どんなパーツを組み合わせようか想像をかき立ててくれる製品だ。

MSI「MPG B860I EDGE TI WIFI」 実売価格は4万円前後

基板もシルバーになったMini-ITX。充実スペックにも注目だ

 MPG B860I EDGE TI WIFIは「MPG」グレード。現行チップセットに限定すると、Mini-ITXモデルは基本的に「MPG」グレードだ。Mini-ITXマザーボードに用いられる部品は、実装面積の点で小さなもの、部品点数を減らせるもの、そして熱対策の点で高耐久のものという具合で高価になりがちだ。MPG B860I EDGE TI WIFIもIntel B860チップセット搭載マザーボード全体で見ても高価な部類。MPGグレードの製品なのはこんなところからだろう。

 ホワイトPCを組むならMPG B860I EDGE TI WIFIはまさに最適だ。ヒートシンクだけでなく、基板もシルバーを採用している。基板もシルバーになったのはIntel LGA1851向けMini-ITXでは本製品からだ。

ホワイトPCとの親和性もよいシルバー基板にシルバーヒートシンク

こちらは裏面

 拡張性という点では、メモリスロットが2本、PCI Express 5.0 x16スロット、M.2スロットが2基(PCIe 5.0 x4、PCIe 4.0 x4)、Serial ATAが2基。Serial ATAは別として、Mini-ITXの標準的なところだ。

PCI Express 5.0 x16スロットを装備

メモリスロットは2基。64GBモジュール2枚の計128GBまで対応する

M.2スロットは表に1基

M.2スロットは裏にも1基

前へ 1 2 3 次へ

過去記事アーカイブ

2025年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2018年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2017年
01月
03月
05月
06月
07月
09月
10月
11月
2016年
01月
03月
05月
06月
09月
11月
2015年
01月
03月
04月
06月
2014年
05月
06月
09月
10月
11月