AIと著作権に詳しいLLMキャラ爆誕
これにより、明日来子さんをAIと著作権に詳しいチャットボットへと拡張してみます。試しに、文化庁が3月に公開した「AIと著作権に関する考え方について(考え方)」PDFをナレッジに登録してみます。テキスト登録後、ベクトル情報と全文検索を可能にするハイブリッド検索に設定します。埋め込みモデルはOpenAIの「text-embedding-3-large」と最ランクモデルにはCohereの「rerank-multilingual-v3.0」を使いました。そうするとテキスト全体への解析が行われ、自動的にコンテキストとして使用可能なデータへと分けられます。
それをコンテキストとして登録するだけで、明日来子さんは、考え方を著作権とAIについての専門家として振る舞いはじめます。
コンテキストに分析済みのPDFを設定すると、明日来子さんは、専門的なデータを参照しながら、説明をするようになる。画面では著作権法の30条の4の解説をしてもらっている。LM Studioで動作させているが、もちろん、オンラインLLMのAPIを使っても同じことができる
チャットボットにLLMを設定し、RAGを組み込むまでに必要だった時間は30分程度。慣れれば10分程度でできてしまう簡単さです。この環境は何よりもトライ&エラーを簡単にすることが可能です。非エンジニアであっても手軽にローカル環境でチャットボットのプロトタイプが開発でき、その修正作業を進めることができるようになりました。その点からも、注目されるようになったわけです。チャットボットをウェブサイトに埋め込むためのウィジェット作成などにも対応してくれていて、「ちょっと面倒くさいな」というところをすべてやってくれます。
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