フェリー片道4500円+αで海外旅行
激安! 青春18きっぷ+フェリーで韓国・釜山へ行ってみた
2024年04月17日 07時30分更新
インフレによる物価高と円安で、割高になっている海外旅行。日本から近いこともあり、そんな状況でもほかの国より少ない予算で遊びに行けるのがお隣の国、韓国です。なかでも筆者が最近はまっているのが、朝鮮半島の南東に位置する釜山(プサン)。街がコンパクトにまとまっている上、海鮮や焼き肉など、美味しいグルメもあって大人気です。
韓国・釜山に行くなら飛行機か船
今回は激安割引きの「関釜フェリー」で
釜山へ行く方法は2種類あり、ひとつ目は日本各地の空港から飛行機で行く方法。ふたつ目が、釜山は港町ということもあり、船で行く方法です。以前、連載記事「九州旅行のついでに行っちゃえ韓国! 博多→釜山が船で3時間半でした」でも紹介した新型の高速船「クイーンビートル(Queen Beetle)」に乗って行くほか、大阪南港や 比田勝港・厳原港(対馬)からも船でアクセスできます。
そのなかでもめちゃくちゃ安いと注目を集めたのが、山口県の下関港〜釜山港を結ぶ「関釜フェリー」(2等旅客運賃)を半額の4500円で乗れるというキャンペーンです。往復で予約すれば9000円(片道ぶんの料金)で韓国に行って帰ってこれるのだから、これは見逃せませんよね。というわけで、筆者もこのフェリーに乗って釜山に旅立つことにしました。
ちなみに、この激安割引き運賃は「青春18きっぷ旅 大応援キャンペーン」というもので、その名のとおりJRが発売している使用期間限定の特別企画乗車券「青春18きっぷ」と組み合わせたもの。割引き運賃の利用期間は、青春18きっぷの利用期間と同じく、春は3月1日から4月10日まででした。まだ、夏期以降の青春18きっぷ発売については案内されていませんが、もし同じようなキャンペーンが実施されたら、積極的に活用したいところです。
例年は(利用期間:3月1日 - 4月10日)、夏期(利用期間:7月20日 - 9月10日)、冬期(利用期間:12月10日 - 1月10日)と年3回発売されており、価格は2024年春期で1万2050円。名前から勘違いされやすいが、使用に際して年齢制限はない。
(次ページ:青春18きっぷ+フェリー、どういう仕組み?)

この連載の記事
-
第124回
トピックス
2026年は“穴場”が主役!円安でも行ける、旅賢者おすすめコスパ最強旅先 5選【保存版】 -
第123回
トピックス
【え、1日16円?】eSIMが激安すぎる世界線が来ていたので、海外で試してみました -
第122回
トピックス
JAL・ANAの航空券が過去最大値下げ!ブラックフライデー最新情報まとめ【2025年版】 -
第121回
トピックス
初の“扉付き”ビジネスクラスシート誕生!4Kモニター&ワイヤレス充電にも注目「これ、マジで乗りたい!」 -
第120回
トピックス
まるで空港版SASUKE!? 空港のプロが魅せる「グラハン頂上決戦」に潜入 ANAの“究極の荷物スキルバトル”とは? -
第119回
トピックス
実は損してるかも? 海外クレカ決済の落とし穴と節約テク -
第118回
トピックス
バスごとフェリーで海を越える!? 渡り鳥ルートを再現した激レア旅と“消えた隣人”の話 -
第117回
トピックス
たった1800円でドイツ縦断!? 安すぎる鉄道「FlixTrain」に乗ってみた! -
第116回
トピックス
【密着レポ】ANAのパイロット訓練、実はフロリダでやってた! -
第115回
トピックス
うますぎ注意!旅先で出会った世界の絶品メシ6選 -
第114回
トピックス
600年前から営業中!? 辿り着いた“中世の街”がタイムスリップ級でした - この連載の一覧へ















