今回は、マツダの「MAZDA2」についてレポートします。ちなみに、こちら“旧型”になります! なぜ新型ではなく旧型をご紹介するかというと、現在中古市場で約80万円からと、お財布に優しいお値段で購入できるからです。もちろん、新型の方がボディーカラーのラインアップが増え、性能が向上していますが、大きな違いは見受けられません。なので、MAZDA2に乗りたいけど、予算が……という方は、旧型が買いです!
ということで、良かった点&気になるところを忖度ナシにお伝えします。購入の参考になるとうれしいです。
マツダ「MAZDA2 15S PROACTIVE Smart Edition II」の主なスペック | |
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サイズ | 全長4080×全幅1695×全高1500mm |
ホイールベース | 2570mm |
車重 | 1090~1170kg |
エンジン | 1496cc 水冷直列4気筒 |
最高出力 | 81kW(110PS)/6000rpm |
最大トルク | 142N・m(14.5kgf・m)/ 3500rpm |
価格 | 154万8800円~262万2400円(新車時) |
それでは、細かくチェックしていきましょう!
MAZDA2の魅力 その1
シンプルでギラつかないデザイン
まずは、ギラギラしていないフロントフェイスが良い! 要所にメッキは使われているものの、ライトの下に黒いライン、外側だけをメッキにするなど、やり過ぎていないのが◎です。
リップスポイラー部分のメッキは途中で途切れているのが、アクセントになっています。
ちなみに、グリルの素材自体がピアノブラックでできているので、塗装が剥げて白っぽくなるということはありません。
余計なところにエッジを効かせず、シンプルで美しい! サイドのデザインを見ていると、そう感じます。全高が高くないので、立体駐車場に停められるというのもGOOD。
給油口のフタを開けると、赤いシールの貼ってあるキャップが。この色は、ハイオクだと黄色、軽油だと緑です。そして赤はレギュラーを意味しています。ガソリンスタンドの給油装置と同じですね。
リアバンパーにはメッキが施されていますが、ワンポイントとして使われているので、シンプルでオシャレです。
リアゲートを開けるためのドアハンドルが内側に隠れているので、スッキリして見えます。また、リアゲートの面積が小さいのでキュッと全体が締まっているように感じます。
内装色はアイボリーやブラック、差し色でカラシ色、メッキがところどころに散りばめられています。外装と同様に、洗練されたオシャレという感じ! サンバイザー下の目につきにくい場所にETCカードリーダーを設置しているのは、“見せない美しさ”にこだわっているからとのこと。
MAZDA2の魅力 その2
ボディーサイズに反して結構広い車内
前席両サイドのドアは開口部が広いので、とても乗り込みやすいです。
シートは、運転手が疲れない姿勢で座れる形状で作られています。私が普段乗っているランドクルーザーがマニュアルなのですが、体を乗り出さないとシフトレバーに手が届かず、左に傾くという変なクセがついてしまっているんです……。
ですが、このシートに座ると出っ張り部分があるので、強制的に真っ直ぐ座らせられます。そして、正しい姿勢で運転すると、長距離運転も疲れません。姿勢矯正という言葉がしっくりきます。
足周りには十分なスペースがあり、座面を1番下にした状態でヘッドクリアランスは拳4個分くらいです。1番上にすると拳2.5個分くらいあります。
後席ドア開口部は、前席と比べるとあまり開きません。また、ドアが大きいワリには乗り込み口が狭いのが気になります。
シートの形状は前席と同様に、疲れにくい姿勢がとれるようになっています。前席を1番後ろまでスライドした状態だと、膝は前席に当たってしまいます。1番前までスライドすると、拳5個分くらいあります。ヘッドクリアランスは拳2個分くらい。大人の男性が後席に座るとなると、少し狭さを感じてしまいそうです。
ちなみに、MAZDA2はオプションを少し付けて車両価格が198万円くらい。個人的には、ライバル車のフィットよりもコスパが良く、オトクな価格設定になっていると思います。ベースグレードだけ見るとMAZDA2の方が価格がお高めですが、トータルの性能を見比べるとMAZDA2に分があるでしょう。
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