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Stable Diffusion入門 from Thailand 第13回

Macで始める画像生成AI 「Stable Diffusion」ComfyUIの使い方

2024年03月27日 09時00分更新

文● 田口和裕

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Macで使うならSDXL Turboの利用を推奨

 実測の結果をまとめたのが上記だ。312秒にはさすがに驚いたが、SD1.5、そしてSDXL Turboを使うことでMacでも現実的にStable Diffusionによるローカル画像生成が楽しめることがわかった。

 ChatGPTに頼んでグラフにしてもらったが、Macの312秒が突出して長いため、Windowsがほぼ見えなくなってしまった。現時点ではそれほどWindows(withビデオカード)の方が生成スピードが早いということだ。

 「Windowsの目盛りが見えない」とChatGPTに泣きついたところ、y軸を調整してこのような変則グラフを作成してくれた。参考までにどうぞ。

 以上、Stability Matrixを使うことで、MacでもComfyUIといったStable DiffusionのUIを簡単にインストールできることが確認できた。

 もちろん描画速度はWindowsの方が圧倒的に速かったものの、SD1.5やSDXL Turboといった軽量モデルを使えば、Macでも現実的な速度で生成できることがわかった。

 これを機会にMacユーザーもローカルでの画像生成を試してみるのはどうだろうか。

田口和裕(たぐちかずひろ)

 1969年生まれ。ウェブサイト制作会社から2003年に独立。雑誌、書籍、ウェブサイト等を中心に、ソーシャルメディア、クラウドサービス、スマートフォンなどのコンシューマー向け記事や、企業向けアプリケーションの導入事例といったエンタープライズ系記事など、IT全般を対象に幅広く執筆。2019年にはタイのチェンマイに本格移住。
 新刊:発売中「生成AI推し技大全 ChatGPT+主要AI 活用アイデア100選」、:https://amzn.to/3HlrZWa

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