このページの本文へ

アドビ 生成AI「Firefly」、同じレイアウトで複数の画像バリエーションを生成可能に

2024年03月27日 12時15分更新

文● @sumire_kon

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
トップ画像

 アドビは3月27日、生成AI「Adobe Firefly」の新機能として「構成参照」を追加したと発表した。

 構成参照は既存の画像を基に、同じレイアウトで複数のバリエーションの画像を生成できる機能。見本となる画像をAIに与えることで、理想の画像を得るためにプロンプトの書き方を試行錯誤するプロセスを省略できることがメリットだ。

 例えば部屋の写真をテンプレートとして、部屋を丸ごと再デザインした画像を生成したり、子どもが描いた絵をテンプレートとして、同じ構図で雰囲気だけ写実的に変更した画像を生成することもできる。

構成参照機能の利用イメージ

構成参照機能の利用イメージ

テンプレート画像

テンプレート画像

雰囲気を変更した画像

雰囲気を変更した画像

 Fireflyにすでに実装されている「スタイル参照」機能と組み合わせての使用も可能だ。

 構成参照機能は3月27日現在、ブラウザー版(PCおよびモバイル)の「テキストから画像生成」モジュールで利用できる。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ピックアップ