• Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

イベントレポート

注目の特集

アクセスランキング

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー特別編集 週アス2024May

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

MITテクノロジーレビュー

さまざまな『RELICS』&シリーズ作を収めた究極のパッケージ!

D4エンタープライズ設立20周年記念作品第1弾『THE RELICS - Return of the "ORIGIN"-』が予約受付中!

2023年12月26日 15時10分更新

文● ミヤザキ/ASCII

 D4エンタープライズは12月22日より、来年2024年3月に迎える同社の20周年記念作品第1弾として『THE RELICS - Return of the "ORIGIN"-』の予約を受付中。本作の発売時期は2024年予定、価格は1万6500円となる。

 本製品は『RELICS』シリーズの集大成とも言えるパッケージ。今回はオリジナルとも言えるPC-9801版をはじめ、数々の異なるバージョンを収録している。

 続編としてリリースされた『RELICS -The recur of "ORIGIN"』(1999年)や『RELICS -The 2nd BIRTH-』(2001年)なども初の復刻&収録。

 さらに、サントラや当時の資料なども同梱しており、『RELICS』の魅力が満喫できる一本となっている。

『THE RELICS - Return of the "ORIGIN"-』特設サイトURLhttps://ac-mall.jp/egpc-0025
※購入・製品詳細は特設サイトをご確認ください。
※本作は予約キャンペーン中(2024年1月31日予約分まで)は送料無料で購入可能です。
※キャンペーン終了後やほかの送料が発生する製品との同時購入・予約の場合は、送料が発生しますのでご注意ください。

■『RELICS』シリーズの集大成!

 80年代世間を騒然とさせた『RELICS』&『レリクス 暗黒要塞』収録はもちろん、Windowsでリリースされた『The recur of "ORIGIN"』『The 2nd BIRTH-』もWindows10/11対応版として初復刻。

■『The recur of "ORIGIN"』『The 2nd BIRTH-』サントラ同梱!

 今回初の復刻となる『The recur of "ORIGIN"』『The 2nd BIRTH-』両作品のサントラを同梱。こちら初盤面化となる。

■プロジェクトEGGパッケージおなじみ! プラスチックパッケージ&ジャケットリバーシブル!

 『RELICS -The recur of "ORIGIN"』や『RELICS -The 2nd BIRTH-』のジャケットをリバーシブルで再現。プレイヤーの好みに応じて楽しめるジャケットを採用している。

■こだわり同梱物! 当時のマニュアルを忠実に再現!

 ゲームはもちろん当時マニュアルも可能な限り再現。当時のインクや紙質を考慮し、近い素材で復刻している。当時のファンにとっては懐かしさがあふれるだけではなく、新たなファンには当時の雰囲気やゲームの魅力を伝える重要なアイテムといえるだろう。

収録タイトル一覧

『RELICS』(PC-9801/PC-8801/MSX/MSX2版) 各1986年
『レリクス 暗黒要塞』[コンシューマー(DISK)版] 1987年

精神体の主人公が活躍する異色のゲーム。
憑依(スピリッドライド)システムの原点がここに!

 本作は1986年にボーステックから発売されたアクションアドベンチャーゲームだ。突如、海中より現れた遺跡に、精神体として漂っていた主人公。なぜ精神体になっていたのか、主人公は何をしないといけないのかなどの説明はなく、遺跡内の探索を進めることで、おぼろげに状況が見えてくる。

 本作では倒した相手に憑依するスピリットライドというシステムがひとつの見所。憑依した肉体によって、攻撃方法や耐久力は異なるので、探索を続けるうえでどの生物に憑依するかが攻略のカギとなる。

 さらに自分の行動によって入手できるアイテムが変化したり、ストーリー展開やエンディングが変わったりするので、遺跡内の探索をどのように進めていくかは、プレイヤー次第。あれこれ試行錯誤できるところは、本作ならではの楽しみといえるだろう。

 世界観を盛り上げるための演出も熱く、SF色豊かなキャラクターデザインや、人間型キャラクターの重厚な動き、効果的に入る波の音など、映画的な要素はゲームを否応なしに盛り上げてくれるはずだ。ちなみにオープニングとエンディングの音楽は、なんとクリスタルキングが担当しており、当時大きな話題となった。

 複数の機種を収録しているので、機種ごとの細やかな違いを楽しもう。

『RELICS -The recur of "ORIGIN"』(Windows版) 1999年

エンディングは20種類以上!
アクションRPGに生まれ変わった『RELICS』!

 本作は1999年にリリースされたアクションRPG。初代『RELICS』をベースにしつつも、ゲームジャンルはアクションアドベンチャーからアクションRPGに、プレイ画面もサイドビューからクォータービューになるなど大胆な変更が見られる。

 さらにシナリオやゲームシステムの大幅な強化などを盛り込み、初代『RELICS』へのオマージュや新解釈が感じられるユニークな作品としても知られている。

 プレイヤーは前作と同様に、記憶を失った精神体となって遺跡に降り立つ。世界にはMARX/ANIMAL/ALIEN/HEAVEN/HELLといた勢力がおり、“レリクスならでは”の倒した相手への憑依(スピリットライド)を繰り返しながら物語を進めることになる。

 前作と同様に憑依した肉体ごとに特性が異なるほか、今回からは炎・雷・魔・聖などの属性があったり、憑依した肉体のLatency(熟練度)を上げることで強化できたりもする。力にモノを言わせた探索、仲間のふりをして進行するスニークアクションのようなプレイなど、プレイヤーの好みに応じてさまざまなスタイルが楽しめる。

 さまざまな身体に憑依できる本作だが、ゲームの展開(憑依?)にあわせたエンディングも用意されている。クリアしたエンディングは記録されるので、やりこみも可能。20数種のエンディングをすべて見ることは至難の業かもしれないが、ぜひ挑戦してみよう。

※本作は1999年にボーステックより発売された『RELICS -The recur of “ORIGIN”』をWindows10/11で動作するようにした復刻版となります。HD対応・追加要素はございませんのであらかじめご了承ください。

『RELICS -The 2nd BIRTH-』(Windows版) 2001年

憑依するほど強くなる新システム搭載!
戦略の幅がより広がった新たな『RELICS』!

 本作は2001年にリリースされたアクションRPG。前作の『RELICS -The recur of "ORIGIN"』のゲームシステムを踏襲し、さらにさまざまな拡張や変更を盛り込んだ内容となっている。今回、プレイヤーは記憶のない精神体ではなく、実験によってスピリッドライドの力を得たMARXの一員であるランディとなり、MARX/HEAVEN/HELLなどの争いをテーマにした物語に身を投じることになる。

 ゲームは前作と同様にクォータービューのアクションRPGとなっているが、属性も火・氷・風・雷・魔・聖の6つに拡張されたり、タイミングよくマウスボタンを連打することで連続攻撃が可能になっていたり、移動時にダッシュできるようになったり、最大3名のパーティを組むことができたりすることから戦術の幅が大きく広がっている。また、ショップなども登場してアイテムの売買も可能となった。

 最も注目すべき点は、憑依(スピリットライド)にも大きな変更が加えられたことだろう。前作ではほかの体に憑依すると以前の能力は失っていたが、今回からは一度覚えた技や特殊能力は新たな身体になっても引き継げるようになっている。そのため憑依を繰り返すほどプレイキャラクターは強くなり、『RELICS』ならではの憑依の面白さが、より楽しめる内容に仕上がっている。

※本作は2001年にボーステックより発売された『RELICS -The 2nd BIRTH-』をWindows10/11で動作するようにした復刻版となります。HD対応・追加要素はございませんのであらかじめご了承ください。

【ゲーム情報】

タイトル:THE RELICS - Return of the "ORIGIN"-
ジャンル:アクションアドベンチャー/アクションRPG
販売:D4エンタープライズ
対応OS:Windows10(32bit・64bit)
    Windows11(64bit)
プラットフォーム:PC
発売日:2024年予定
価格:1万6500円
※HDD(SSD)データ容量 10GB/DVD-ROM読み取りドライブ必須
※タッチパネル式タブレット端末、またMac上などでWindowsエミュレータを介した動作は保証外となります。

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう