これが未来のペイントソフトの姿かも
こうしてKritaを触ると、未来の「ツール」としてのStable Diffusionがどう組み込まれていくのかがはっきりわかりますね。しかも、タダ! ただ、これをAdobeが放っておくわけがないので、同じような機能を同社のアプリに積んでくるのは十分、将来的にありうることではないでしょうか。これがクリスタに入ってくれたらいいのになあ……という感じもします。どこかのタイミングで入ってくることを期待しています。
Stable Diffusion登場以来、ずっと課題だったのは、いかに狙っていた絵を出力するために自由にコントロールできるかということだったんです。原理的にどうしても、ランダム性を含むために、毎回生成するごとに結果の揺れが大きくなるのですね。
そこに、ControlNetが出てきたことで構図は制御しやすくなりましたが、それでも細かいところは難しかった。そこに、LCMとそれを採用したペイントソフトが出てきたことで、いよいよコントロールが容易になった。ペイントソフトの後ろ側で画像生成AIが動き、人間の作業を支えるツールという可能性をはっきり見せてくれるところまで来たんじゃないかと感じます。今後広がっていかないと考える理由はありません。
今後、さらにいろんなテクニックが開拓されていき、「画像生成AIかアナログか」という境界線も、どんどんあいまいになっていくんじゃないでしょうか。いやあ、すごい時代になりそうです。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第177回
AI
AIに「法隆寺の五重塔」を作らせてみた 修正を重ねてたどり着いた驚きの完成度 -
第176回
AI
無料ツールとAIでMV制作が激変 After Effectsまで自動操作できた -
第175回
AI
AIが人間のようにゲームをプレイ 話題の「Jev」を試してわかったこと -
第174回
AI
AIでMVを作るのは想像以上に大変だった 制作34時間、繰り返した“ダメ出し”でわかったこと -
第173回
AI
OpenAI「Astra」は何でもできる、だからこそ“プロの指示”が必要になる -
第172回
AI
ついにAIキャラクターと“ビデオチャット”へ 「MiniMax H3」がリアルタイム生成に接近 -
第171回
AI
5秒の動画を3秒で出せる 動画生成AI「MiniMax H3」が爆速に進化 -
第170回
AI
「うわ、すげえ!」Unreal EngineをCodexに操作させたら制作の常識が変わった -
第169回
AI
もはやローカル動画生成AIの枠におさまらない。MiniMax H3の奥が深すぎる -
第168回
AI
とんでもない動画生成AIが出てきた 無料で試し放題の「MiniMax H3」を徹底検証 -
第167回
AI
“Fable級が無料”は本当か AI市場を震撼させた「Kimi K3」を試した結果 - この連載の一覧へ






