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エレコムのゲーミングキーボードはコスパ優秀 ラピッドトリガー対応で2万3000円は安い

2023年11月08日 19時00分更新

文● Okano 編集●八尋/ASCII

「VK600A」

 2023年のゲーミングキーボード市場は「ラピッドトリガー」に沸いているといっても過言ではないだろう。

 ラピッドトリガーとは、アクチュエーションポイント(キーを押す深さ)と、リセットポイント(キーがONになってからOFFになるまでの深さ)を調節できる機能を指し、これにより、キーのONとOFFを素早く切り替えられるというわけだ。

 とりわけ『VALORANT』などストッピング(キャラクターの足を止めて銃を撃つこと)が必要なシューティングタイトルのユーザーを中心に話題を集め、先駆者であるWootingをはじめDrunkDeer、RazerやSteelSeriesなどが導入を進めている。日本でも東プレのREALFORCE GX1などが対応し品薄になるなど話題を呼んだ。

 そんななかラピッドトリガーキーボードで殴り込みをかけてきたのがELECOMの「VK600A」(店頭予想価格:2万2980円前後)だ。ゲーム向けマウス・キーボードやグリップテープなどの製品を開発・販売し、東京ゲームショウへの出展など、最近存在感を増しているメーカーの1つとなっている。

 本稿ではVK600Aを2週間ほど、主に『VALORANT』で使用したインプレッションをお伝えする。

個人的オススメポイント1:確かに「止まる」ことができる

 キーストローク4.0mmのVK600Aはアクチュエーションポイント(以下キーON感度)とリセットポイント(以下キーOFF感度)をいずれも0.1mm~3.8mmまで自由に設定することが可能だ。

アクチュエーションポイントとリセットポイントをいずれも0.1mm~3.8mmまで設定できる

 実際にこれで『VALORANT』を遊んでみると、ストッピングの早さは目に見えて向上する。よくラピッドトリガーは「脳とキーボードが繋がっているよう」と表現されるが、まさにそのとおりで、敵を視認して立ち止まるまでのプロセスが一直線になった感覚になる。とくにピーク(敵をのぞき込むこと)とき、こちらから敵に向かって撃ち合いにいく際に実感する。

 Pay to Winともてはやされる理由は、プロでもなんでもない筆者でも感じることができた。

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