PS5との違いは“設定の振り幅”
ゲーミングPCは自由にカスタムできる
実際に、ゲーミングPCで『SAOラスコレ』をプレイしてみた。
まず思ったのは「なんかぬるぬる動くぞ!」という感想。
1秒あたりのコマ数を示す「フレームレート」(単位:fps)という数値があって、PS5は最大「60fps」に設定される。対してPCは「最大無制限」で、PCとディスプレーが持つ性能に合わせられるので「画像品質」や「解像度」などこだわりたい部分との調整が可能。
つまり、戦闘プレイを優先するなら画質や解像度を下げ、フレームレートを上げることでスムーズに描画できる。ストーリー優先で没入感を出したいなら、画質優先といった設定が自在に可能だ。
解像度に対して計測されたフレームレートは以上のとおり。自宅のディスプレーはフルHD(1920×1080)、最大60fps対応なので、今回用意したPCなら、画質は最高の「Very High」の設定でゲームするのがよさそう!
「SAO」のゲームシリーズは、《ソードスキル》や《神聖術》で広がる「エフェクト」が魅力の1つで、画像品質をVery Highにした後のゲーム画面は、その魅力をさらに表現していた。
テクニカルな戦闘プレイを望まないのであれば、エフェクトを堪能しながらじっくり戦闘を楽しむのもオススメ。
PS5でプレイするよりも「ぬるぬる動く」と思ったのは、Steamでプレイするとフレームレートは「最大無制限」で、用意したモニターが「最大144fps」まで対応していたから。
ただ、自宅にあるフルHD・最大60fpsのモニターでも「Very High(最高画質)」でゲームができるのだから、ゲーミングPCは設定に振り幅があり、自分好みの環境を作れるから面白い。
プレイしたいゲームに合わせて自由にカスタムできる、設定の振り幅が多彩なゲーミングPCの魅力を知った。
©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project
©Bandai Namco Entertainment Inc.
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