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ChatGPTによるコード生成を試してみよう 「生成AIによるコード生成とCode Interpreter活用ハンズオン with PLATEAU」8月3日オンライン開催

 国土交通省は8月3日、「生成AIによるコード生成とCode Interpreter活用ハンズオン with PLATEAU」をオンライン開催する。

 OpenAIがプラグイン「Code Interpreter」を7月に公開し、生成AIによるコード生成やCode Interpreterは今後、人々の仕事の領分や内容を大きく変える可能性がある。今までコードとは無縁だった人たちも、ダイナミックにデータを分析加工できるようになる可能性がある。

「ChatGPTによるコード生成」で可能になること

・プログラミングをほとんどやってない人でも一定の動くコードが作れる
・エラーメッセージの解釈や改善コードの提案、テストデータ生成など生産性の向上
・アルゴリズムの提案・解説・解釈(リファクタリングにも応用可能)

「ChatGPTのプラグインであるCode Interpreter」で可能になること

・数値などのデータや画像をアップロード可能
・プロンプトで与えた課題やデータをもとにPythonコード生成実行して分析する
・自ら結果を評価してゴールが得られるまでトライを繰り返す

 Code Interpreterはとくにデータサイエンス分野などで注目されているが、ソフトウェア開発の生産性やさまざまな分野のクリエイティビティーを劇的に変えると考えられている。そうした背景を踏まえ、今回のハンズオンでは以下のような内容となっている。

・ChatGPTのコード生成やCode Interpreterをはじめるための導入案内
・Code Interpreterを使ったCityGMLや点群データ解析のハンズオン

 なお、CityGMLは国土交通省が推進する3D都市モデル「Project PLATEAU」でも採用されている標準規格。今回のハンズオンはPLATEAUに関わる人を中心に案内しているが、単純にChatGPTによるコード生成をやってみたいという人や、Code Interpreterの実践的な使い方を知りたい方にも役立つ内容となっている。

タイムスケジュール(予定)

15時45分:会場オープン
16時:概要説明/PLATEAUについて
16時5分:ChatGPTによるコード生成とCode Interpreter 導入案内
16時20分:Code Interpreter活用ハンズオン(質疑応答含む)
18時20分:交流会
19時:閉会

ハンズオン内容(予定)

ChatGPTによるコード生成とCode Interpreter 導入案内(10分)
 1. ChatGPTによるコード生成とは
 2. Code Interpreterとは
Code Interpreter活用ハンズオン(120分)
 1.ハンズオン  CityGMLや三次元点群データ、その他GISデータの分析処理など
 2. 質疑応答
※ハンズオン情報共有用リポジトリ:https://github.com/furuhashilab/chatgpt4plateau

登壇者

古橋大地氏 青山学院大学 地球社会共生学部 教授
青山学院大学 地球社会共生学部 教授、マップコンシェルジュ代表取締役社長、NPO法人クライシスマッパーズ・ジャパン理事長、東京大学空間情報科学研究センター 協力研究員、オープンストリートマップ・ファウンデーション・ジャパン/OSGeo財団日本支部所属。東京大学大学院新領域創成科学研究科修了(環境学修士)。専門は森林リモートセンシング。地理空間情報の利活用を軸に、Googleジオサービス、オープンソースGIS(FOSS4G)、オープンデータ(OpenStreetMap)、デジタルツインの技術コンサルティングや教育指導を行なっている。「一億総伊能化」をキーワードにみんなで世界地図をつくるOpenStreetMapに熱を上げ、GPS、パノラマデバイス(GigaPan)、無人航空機(UAV/Drone)を駆使して、地図を作るためにフィールドを駆け巡っている。国土交通省都市局 Project PLATEAUや東京都デジタルツインプロジェクトの有識者会議委員を担当。

遠藤諭 角川アスキー総合研究所 主席研究員
角川アスキー総合研究所 主席研究員、『MITテクノロジーレビュー日本版』アドバイザー。プログラマーを経て1985年に株式会社アスキー入社。月刊アスキー編集長、株式会社アスキー取締役などを経て、2013年より現職。「AMSCLS」(LHAで全面的に使われている)や「親指ぴゅん」(親指シフトキーボードエミュレーター)などフリーソフトウェアの作者。2018、2019年に日本基礎心理学会の「錯視・錯聴コンテスト」で2年連続入賞。その錯視を利用したアニメーションフローティングペンを作っている。著書に、『計算機屋かく戦えり』(アスキー)、『頭のいい人が変えた10の世界 NHK ITホワイトボックス』(共著、講談社)など。

事前準備

 下記を確認の上、参加のこと。
・ChatGPT plus(20ドル/月)の有料プランの加入。
・Pythonの動作環境(Python 3.9以上、単体でOK=Anacondaでも可)

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