Pythonのコードを出さないようにする
ここからはいくつか活用例を紹介する。
まずはコーディング、通常ChatGPTはコーディングを依頼された場合、この例のようにPythonのコードを出してくることが多い。
カスタム指示画面で「JAVAを使う」「余計な説明不要」「Pythonは使わない」と指示してみよう。
しっかりJAVAのコードを紹介してくれた。
なお、カスタム指示が有効になっている場合、画面最上部に「Custom instructions: On」と表示され、「i」アイコンをクリックすると現在指定中のカスタム指示の内容が表示される。
小学校高学年向けに説明する
次は科学の質問。デフォルトの状態で「光合成」について説明してもらった。
カスタム指示画面で「小学4年生」「理科と算数が得意」「小学校高学年でも理解できるように」「未成年にふさわしくない回答をしない」と指示してみよう。
口調は変化したが内容はそこまで易しくなってはいなかった。これは「理科が得意」ということが考慮されたのだろうか?
プラグインと組み合わせる。
最後にプラグインを使った挙動を試してみよう。「Tabelog」プラグインを使ってお昼の相談をすると東京のレストランをレコメンドされた。
カスタム指示画面で「長崎在住」「イタリアンが好物」「カジュアルな口調で」と指示してみよう。
意図通り長崎のイタリアンレストランをおすすめしてくれた。
「〇〇のように振る舞って」など、ChatGPTの挙動を制御するテクニックはポピュラーだが、これをテンプレートのように保存しておけることはかなり効率化が図れる。そのほかにも工夫次第で想定外の利用方もありそうだ。