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人気モデルの多くは日本で企画、本社と協力して開発!

AKRacingゲーミングチェアはなぜ満足度が高い? 日本上陸から今までの歴史や取り組みから探る

文● 八尋 編集●ASCII

提供: AKRacing

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AKRacingの日本上陸からの歴史について、テックウインドの木村 昇氏に伺った

ゲーミングチェアとAKRacingを初めて知ったのは同時だった
なぜ日本でここまで認識が広まった?

 私がゲーミングチェアを自宅に導入したのは、随分と前のこと。最初はゲームをするためというよりは、自宅で長時間仕事をする際に、普通のイスだと腰やおしりが痛くなるので、いいイスないかな? と探してみたところ、AKRacingというメーカーの存在をしり、導入したのが最初だった。

 いまやゲーマーの中では当たり前になったといっていいゲーミングチェアの存在。複数のメーカーがゲーミングチェアというジャンルの製品を市場に投入し、ユーザーはそこから選ぶことができるのだが、私がゲーミングチェアを購入したときを思い出すと、ゲーミングチェア=AKRacingだったような気がする。

 ではそもそもAKRacingは、どうやって日本に上陸し、ゲーミングチェアとしての認識をゲーマーに広げ、ゲーム向けのイスとして確固たる地位を築いていったのだろうか。AKRacingは、日本ではテックウインドが国内正規代理店として販売を開始し、今でもそれは変わらない。

 そこで今回は、なぜAKRacingが日本でゲーミングチェアの先駆けとして認識が広まっていったのか、今でも第一線を走り続けられているのかを、テックウインドの木村 昇氏に伺ってきた。

テックウインドにお邪魔してきた

さまざまな著名人のサインが入ったゲーミングチェアが展示してあった

実際に座って感動、これは売れると思った
最初からターゲットはゲーマーとビジネスマン

──本日はよろしくお願いします。私も自宅でバリバリ使っているAKRacingのゲーミングチェアですが、ゲーミングチェアというジャンルの製品を初めてしったキッカケも、AKRacingでした。そもそも、なぜ日本でAKRacingを販売しようと思ったのでしょうか?

木村 昇氏(以下、木村氏):当社テックウィンドは、IT機器の専門商社で私はプロダクトマネジメント部に所属しています。海外のITベンダーから商材を輸入し、国内のお客様に販売しています。契約しているベンダーとのビジネスを維持、成長させるほか、新規のベンダーや商材の開拓も行っています。

──なるほど。そのミッションの中で、AKRacingと出会ったわけですね。

木村氏:はい、海外出張の際、IT機器の展示会で見つけました。まずファーストインプレッションとして、デザインがかっこいいいかなと。また、実際に座ったときにとても座り心地がよかったんです。その日歩き回って疲れていたのもあるかもしれませんが、正直、その座り心地に感動しました。

ゲーミングチェアという存在をしらずに初めてAKRacingのゲーミングチェアに座ったときに「これは売れる!」と確信したという木村氏

──実際に試されて、これは売れると思われたんですね。

木村氏:デザインがかっこよく、座り心地が良いのが最初の印象ですが、海外での実績も気になりました。ちょうどその時、AKRacingヨーロッパの社長とオーストラリアの代理店の社長がいたので、売れ行きを聞いたところ、とても好調とのことでした。座り心地とデザイン、海外で売れているという実績というこの3点が日本でも販売したいと思った大きな理由です。

──実際に座って確信されたというのがいいですね。これはゲーマーに売れると感られたわけですね。

木村氏:まず最初に、まだ国内でほとんど普及していないゲーミングチェアというものを認知させること、ゲーマーに浸透させること、その次にゲーマーにとどまらず、ビジネスユーザーにも広げていくことを考えました。

──最初からビジネス利用を想定されていたんですか?

木村氏:ゲーム市場を開拓した後、オフィスチェア市場にも広げていきたいとは考えていました。

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