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最新パーツ性能チェック 第409回

Palitの「GeForce RTX 4070 JetStream」でWQHDゲーミングを楽しんでみた

2023年04月13日 22時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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最新ゲームをWQHDでプレイ

 Core i9-13900Kを搭載するマシンに、「GeForce RTX 4070 JetStream」を取り付けてパフォーマンスを試してみた。

HWiNFO64 ProのSystem Summary。マシンには、Core i9-13900Kや、MSIのZ790マザーボードなどを使っている

テスト環境
CPU インテル「Core i9-13900K」
(24コア/32スレッド、最大5.80GHz)
CPUクーラー Corsair「Hydro X Series XC7 RGB PRO CPU Water Block」
(ウォーターブロック、360mmラジエーターなど)
マザーボード MSI「MSI MAG Z790 TOMAHAWK WIFI」
(インテルZ790、ATX)
メモリー ark「ARD5-U32G88HB-56B-D」
(DDR5-5600@6000、16GB×2、CL36-38-38)
ビデオカード Palit「GeForce RTX 4070 JetStream」
(GeForce RTX 4070、12GB GDDR6X)
ストレージ Western Digital「WD_BLACK SN850 NVMe SSD WDS200T1X0E」
(2TB M.2 SSD、PCIe4.0 NVMe)
電源ユニット SUPER FLOWER「LEADEX VI PLATINUM PRO 1000W」
(1000W、80PLUS PLATINUM)
OS Microsoft「Windows 11 Pro 22H2」

 GeForce RTX 40シリーズ初のミドルレンジGPUになるGeForce RTX 4070。軽量級の「レインボーシックス シージ」や「エーペックスレジェンズ」なら、WQHD解像度でも余裕で144Hz駆動張り付きプレイを狙えるゲーミング性能が備わっている。

 ミドル級ゲームである定番の「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ 公式ベンチマーク」でも同じで、WQHD解像度の「最高品質」でスコアは「非常に快適」指標を大きく上回る26975ポイントを記録。平均フレームレートも181fpsと、ゲーミング液晶と組み合わせたプレイが可能になっている。

「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ 公式ベンチマーク」の結果

 GPU負荷は高めだが、いま遊びたいゲームタイトルの「アトミック ハート」、「バイオハザード:RE4」、「ホグワーツ・レガシー」のフレームレートをみていこう。いずれのゲームもフレームレートは、一定ルート移動した際を「CapFrameX」で記録し、平均(avg)と1パーセンタイル点(min1%)を抽出している。

 それぞれWQHD解像度で快適に遊べる画質設定などを確認していく。まずレイトレーシングに未対応な「アトミック ハート」を試すと、最高品質「アトミック」でも余裕のフレームレートだった。DLSS 3(フレーム生成)を品質クオリティで有効にすると、144Hz駆動プレイも可能に。独特な世界観とストーリーを美麗な描画で楽しめる。

単位:fps

 雰囲気が大事な「バイオハザード:RE4」は、最高画質でのプレイを目指したいところ。その期待に応えるべくWQHD解像度の最高画質で60fpsを余裕で超えるフレームレートになっている。レイトレーシングは品質の設定のみで、「高品質」でも極端にフレームレートが落ちることはないので安心だ。

単位:fps

 最後は「ホグワーツ・レガシー」だ。ハリポタの世界を堪能するなら、画質は最高を目指したいが、残念ながらかなり重たいゲームになっている。

単位:fps

 「ホグワーツ・レガシー」は、60fpsがターゲットになるが、レイトレーシングを効かせなくとも、「最高」プリセットでは1パーセンタイル点は62.4fpsとギリギリに。「高」に落とすことで平均105.2fps、1パーセンタイル点71.2fpsまで伸びるので、1段落とすのも手だろう。

 レイトレーシングに対応しているが負荷が高く、「最高」品質で効かせるとGeForce RTX 4070でも快適なゲームプレイは厳しくなるが、DLSS 3を使えば問題ない。品質「クオリティ」でも、1パーセンタイル点は71.2fpsとなっている。シーンにあわせてDLSS 3の品質を調節する「DLSS オート」に設定して、プレイするのが良いだろう。

GeForce RTX 4070で最新ゲームを満喫しよう

 今話題のゲームタイトルを、4Kに次いで高精細な描画となるWQHD解像度で楽しめたPalitの「GeForce RTX 4070 JetStream」。

 今回試したJetStreamモデルの国内発売は未定だが、同じNVIDIAリファレンスクロックのデュアルファンモデル「GeForce RTX 4070 Dual」と、ファクトリーOCモデル「GeForce RTX 4070 GamingPro OC」が、店頭に並んでいるので狙い目だ。

 なお、2023年5月8日までにGeForce RTX 4090/4080/4070 Ti/4070搭載のPalit製ビデオカードを購入すると、ゲーム「Overwatch 2」がもらえるキャンペーン実施中だ。

対象のPalit製ビデオカードを購入すると「Overwatch 2」がもらえる。引き換え期限は6月8日まで

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