AMDは4月7日、AV1コーデックに対応する5nm ASICベースのビデオプロセッシング ユニットを2基搭載したメディアアクセラレーターカード「Alveo MA35D」を発表した。
Alveo MA35Dは、専用のVPUを利用により、CPUとアクセラレーター間のデータ移動を最小限に抑えて全体的なレイテンシを低減しながら、カード1台あたり最大で32×1080p60、8×4Kp60、4×8Kp30ストリームを実現するアクセラレーターカード。
また、統合AIプロセッサーと専用のVQ QoEエンジンにより、コンテンツをフレーム単位で評価し、エンコーダーの設定を動的に調整することで、ビットレートを最小限に抑えながら映像品質を高めることができる。
Alveo MA35Dは2023年第三四半期の量産出荷を予定している。