すき家で心がざわつくメニューを発見しました。すき家では「時透無一郎の霜柱ふろふき牛丼」を2月1日から発売中。「鬼滅の刃」とのコラボレーション商品で、鬼殺隊の若き天才剣士「時透無一郎(ときとうむいちろう)」をテーマにした牛丼のようです。
鬼滅コラボメニュー
「時透無一郎の霜柱ふろふき牛丼」
単品価格は並680円。オリジナルカードが付く「鬼滅の刃イチゴミルクセット」で頼むと930円です(オリジナルカードは、2月22日からはステッカーに変更)。
時透無一郎の霜柱ふろふき牛丼を鬼滅の刃イチゴミルクセットでテイクアウトしてみました。
「あの雲の形、何て言うんだっけ……」
時透無一郎の印象的なセリフのひとつ。頭の中に霞がかかったかのように物忘れが多い(そもそも過去を忘れている)時透無一郎は、鬼殺隊の「霞柱」という位の高いポジションについています。しかも年齢は14歳と柱最年少。若くて強い、しかも冷静でなおかつ口も達者。アニメのキャラの魅力的な要素が詰まっているじゃないですか!
そんな時透無一郎の好物は「ふろふき大根」です。中学生くらいの年代の好物だと考えるとずいぶんしぶいな、という気もしますが、時代は大正です。なるほど、甘い味噌がのったふろふき大根は若者の心をとらえたのでしょう(と納得することにしましょう)。
緑色のソースはからしマヨソース
さて、すき家のふろふき牛丼は、食べやすい短冊切りのふろふき大根に味噌ソースをかけた牛丼。霞のようなソースは、からしマヨソース。別添えとなっており、自分でかけて仕上げられるようになっています。
どのような型を描くかはあなた次第。わたしは八重霞をイメージ。結果、へたっぴのお好み焼きのマヨのようになってなってしまいましたが。
緑色のソースに気を取られがちですが、そもそも、ふろふき大根をのせた牛丼が珍しいですよね。ちょっと不思議な組み合わせですが、食べてみたところ大いにアリ。おなじみの醤油ベースで煮込まれた牛肉と、おだしが染み込んだ大根、そして甘めの味噌ソースの組み合わせは合わないわけはない。同じ和の味付けの組み合わせですしね。
いい意味で落ち着いているけど、ちょっと地味という感じも。家にあるものをとりあえずご飯の上にのせて作ったお弁当のよう。雑だけど、それなりにおいしいぞ。……と、どこかで食べたような、懐かしいような感じもします。
そして緑色のソース。からしマヨソースとはいいますが、“からし”の刺激はほとんどなく、マヨのまろやかさと酸味が加わります。見た目こそアレですが、マヨをかけたほうが“洋風”な感じが出てきてモダンさが出ます。マヨをかけないと、日本の家庭料理の丼と言った感じ。
ふろふき大根が牛丼と同化できるくらいの違和感のなさで、そこにマヨソースをかけてもケンカしない組み合わせで、悪くない、悪くないぞ~!!
ただ、味がいろいろと混ざることで「自分は牛丼を食べているの?」「これは何が主役?」と認識が揺らぐことも。そんな時は「ふろふき牛丼というレトロさとハイカラさを持ち合わせた斬新な牛丼を食べているのだ」と言い聞かせましょう。
写真を撮って楽しもう
ということで「時透無一郎の霜柱ふろふき牛丼」、見た目はアレですが、食べてみると意外にもちゃんとおいしいです。大根がのっているので、野菜をとるように意識している人にもいいでしょう。別ベクトルで写真映えするのもポイント。写真を撮って心の中の霞を晴らそう!
キャンペーンについての詳細は公式サイトから確認ください!https://www.sukiya.jp/kimetsu-no-yaiba2023/
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「アスキーグルメNEWS(2月10日号)」
※記事中の価格は消費税込み
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