コンパクトカーでも車中泊可能!
そう、FITならね
居心地の良さついでに、車中泊をしてみましょう。前列シートを倒せばそのまま寝ることができますが、後席の座面を持ち上げれば、さらに倒すことができます。ただ、ランバーサポートがかなり盛り上がった形状であるため、ブリッジしたような感覚になります。座面のある状態ですと、ちょっと寝づらかったりするので、座面を上げた状態で、背もたれを調整するといいポジションが得られます。これが存外に快適で、ぐっすりスヤスヤ。1泊2日程度の車中泊なら、まったくもって問題ありません。
夜に欲しいアイテムとしては照明です。FITシリーズはラゲッジのバックドアにLEDライトを取り付けることができます。これもまた便利。小さな灯でも、あるとないとでは大違いです!
褒めてばかりだと「提灯・ステマ」と言われそうなので、最後に「コレはナシ」と思った部分を挙げます。それはナビの入力画面です。というのも、「あ」が左上にあるのです。日本語は、横書きの時は左からですが、縦書きの時は右から始まります。「あいうえお」が、縦書きですので、ここは右上にしてほしかったかなと。
逆に良いのは、ナビのホーム画面上に「ルート消去」があること。近くに着いたらナビをオフにするという動作をする人にとっては便利でしょう。
今回挙げている「居心地の良さと乗り心地の良さ、使い勝手の良さ」という面は、数字で表すことは難しく、実車を触れたり試乗しないとわからないところ。機会があれば一度FIT e:HEV RSに触れてみてください。きっと「コレはイイかも!」と思うこと間違いナシです。
この連載の記事
-
第489回
自動車
サーキット向けのアルピーヌ「A110S」はフランスらしいデザインと上質さで街乗りも楽しい -
第489回
自動車
アストンマーティン「DB12」はラグジュアリーと最高性能を両立させて究めた1台 -
第487回
自動車
Hondaのセダン「アコード」はすべてが適度でちょうどいい! 5つの魅力を紐解く -
第486回
自動車
これぞ王道! これぞ本流! BMWの魅力を凝縮したSUV「X5」は最高の1台と断言する -
第485回
自動車
1000万円対決! ポルシェ「マカンT」とアウディ「SQ5」似て非なる2台をあらた唯と徹底比較 -
第484回
自動車
日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞のHonda「FREED」の魅力と買いのグレードはコレだ! -
第483回
自動車
【ミニバン売れ筋対決】ホンダ「フリード」とトヨタ「シエンタ」の良いところと微妙なところ -
第482回
自動車
これがBMWの未来! フラッグシップEVの「iX」は乗り心地良すぎで動くファーストクラス -
第481回
自動車
アルファ・ロメオのハイブリッドSUV「トナーレ」はキビキビ走って良い意味で「らしく」ない -
第480回
自動車
独特なデザインが目立つルノーのクーペSUV「アルカナ E-TECH エンジニアード」はアイドルも納得の走り -
第479回
自動車
レクサスのエントリーSUV「LBX」は細部の徹底作り込みで高級ブランドの世界観を体現した - この連載の一覧へ