皆さんは、テーブルトークRPG(以下、TRPG)をプレイしたことがあるだろうか。私は1度もない。まずどうやって遊ぶのかがわからない。加えて、どこで遊んでいいかもわからない。どうやら最近はオンラインでも遊べるようだが、初心者が混ざると邪魔になるのではないかと思ってしまう。
しかし今回、そんなTRPGに触れる機会があった。結論からいうと、今回は見学させてもらっただけだが(参加も可能だったが、私がビビッて見学にさせてもらった)、これはやってみるとめっちゃ楽しいかも! と思える経験ができた。
というのも、冒険企画局とゲームオンが共同で、冒険企画局の2大タイトル「インセイン」と「シノビガミ」の新シナリオを制作。12月15日から、フリースペース併設型TRPG&ボードゲームショップ「mistel」、テーブルトークカフェ「Daydream」、TRPGカフェ「モノドラコ」の3店舗にて、2タイトルのCBTバージョンが遊べるのだが、今回これに先駆けて「mistel」にてインセインのCBTバージョンをプレイしませんか? と、ゲームオンから打診があったのだ。
知識・経験豊かな店長がGMを担当
初心者でも安心して遊べる空間
見学させてもらったmistelでは、今回代表の三池 亮さんがGMを担当。TRPGのGMは、見学した感じ初心者がいきなりこなすのは難しそうなので、TRPGを始めたいという人は、知識・経験ともに豊かな三池さんのような方にお願いするといいかもしれない。なお、事前に予約時にお願いをしておけば、mistelでは三池さんがGMをやってくれるそうだ。
地下1階にあるmistelの入り口のドアを開けると、秘密基地のような空間が広がっており、中に入ると本棚には大量のTPRGのシナリオが。また、特注で制作したという六角形のテーブルが並んでおり、ここでTRPGをプレイできるそうだ。
今回は、GM以外に3名の方にゲームに参加してもらった。TRPGは、シナリオごとに参加人数が決まっており、今回プレイしたインセインの新シナリオで、芥邉雨龍氏が手掛けた「機械仕掛けの未来へ」は、3人で遊ぶシナリオとのことだった。
作品概要
<タイトル>
「機械仕掛けの未来へ」
<著者>
芥邉 雨龍(あくたべ うりゅう)氏
<プロフィール>
冒険企画局所属のゲームデザイナー。『インセイン』のシナリオを多数手がけているほか、ゲームデザイナーとしてTRPG『The FIFTEEN』(アークライトより発売)やTRPG『クラヤミクライン』を制作。
多方面でそのクリエイティビティを発揮されており、「TRPGリプレイコンテスト」のために新シナリオを書き下ろした。
<プレイ人数>
3名
<プロローグ>
突如異空間に転送された主人公たちは、その空間に佇む少女「調停者」から、“世界の滅亡”という未来を回避する使命を帯びることに。
プレイヤーは主人公となって、滅亡の原因となった自身の過去に介入し、望む未来をつかむための行動を選択していく。
果たして、望んだ未来は手に入るのか。世界の滅亡を回避できるのか。その選択は、プレイヤーの選択にかかっている。
※以降は、「機械仕掛けの未来へ」CBT版シナリオのネタバレが含まれております。ご注意ください。
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