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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第278回

アウディ最小のSUV「Q2」はコンパクトで価格も現実的な日本に合ったSUV

2022年12月04日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

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アウディ/Q2(412万円~)

 自動車メーカードイツ御三家のひとつ「アウディ」。その中で、最近街でよく見かけるのがコンパクトSUVの「Q2」ではないでしょうか。果たして、このモデルはいかなるものか? SUV大好きと公言してはばからないアイドル、純情のアフィリアの寺坂ユミさんこと、ASCII.jp自動車部のゆみちぃ部長に体験してもらいました。

アウディ最小SUVはお買い得かも!?

アウディ/e-Tron

 ゆみちぃ部長とアウディの出会いは、約1年前の「e-Tron」にさかのぼります。アウディのEVに触れ、その乗り心地、快適さ、何より静けさとパワーに感動したゆみちぃ部長。ですが「このクルマ、大きすぎますよ! あと1000万円って何ですか?」と文句のひとつやふたつ言わずにはいられないお年頃。最後に「次にアウディに乗る時は、現実的なクルマを持ってきて下さい」と、配車担当兼写真係兼書紀の部員Kに言い放ったのでありました。

 ならばということでご用意したのが、アウディ最小のSUVであるQ2というわけです。大きさは全長4200×全幅1795×全高1520mm。大きさ的には、A3ハッチバックのSUV版という印象です。お値段は412万円からで、現実的な大きさとプライスに収まっています。

大きなフロントグリルがイイと部長

ミラーの形が可愛い、と部長

 ということで、普通のアウディを目の前に「このドヤ感のあるグリルにLEDヘッドライト、カッコいいです!」と満足げ。「でも、もう少しフロントグリルに金属感があるといいですね」というわけで、やっぱり注文の多いお年頃。MINIのような丸いクルマがお好みとのことで、角張ったデザインのクルマはどうなんだろうと思ったのですが、「近未来的でいいじゃないですか」と気に入ったようです。

ボンネットを開けるゆみちぃ部長

エンジンルームの様子

 自動車部員的に気になるのはパワートレイン。今回の試乗車はガソリンエンジン仕様で、1.5リットル直列4気筒ターボが発する最高出力は150PS。最大トルクは250Nm。他に2リットル直列4気筒ターボのディーゼルエンジンモデルもあり、こちらの最高出力は150PSと同じですが、最大トルクは340Nmと余裕があります。ミッションは7速ATで、FF駆動。アウディなのに「クワトロ」(AWD)ではありません。ちなみにクアトロのQ2版として「SQ2」というモデルが用意されています。こちらのレビューはまた後日。

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