ASRock初のクリエイター向けマザーボード「LiveMixer」
ド派手なペイントはゲーミングPCでも映える
LiveMixerマザーボードは、インテルとAMDの両方のプラットフォームで選べるが、山本さんはAMDをチョイスしている。その理由は、すでに次のCPUソケットがウワサされているインテルと違って、AMDはRyzen 7000シリーズの次の世代も、CPUソケットがそのまま使える可能性が大きい点を重視したという。
そしてCPUには、ゲームの実況配信や、録画した動画の編集にも強い高性能コアを8コア搭載し、16スレッド、最大5.4GHzで動作する「Ryzen 7 7700X」を組み合わせている。
なお、自分では組めないという人は組み立て代行を頼むのもおすすめ。Windows 11 HOMEのパッケージ版と組み立て代行費用、それに送料でだいたい4万2000円ほど追加される形だ。全国のドスパラで組み立てを代行しているので、地元のドスパラに本レシピ+組み立て代行を頼むといったこともありだ。
少しの変更でインテル環境にもできる
第13世代インテルCoreプロセッサーで組みたいというユーザーもいるだろう。今回のレシピならマザーボードとCPUに加え、メモリーをインテル環境向けに変更すれば大丈夫。
マザーボードをLGA1700向けの「Z790 LiveMixer」、CPUを「Core i7-13700K」にチェンジした場合(メモリーは同価格帯)、1万7000円前後アップするが、総額は30万円に収まる。
RTX 3070やDDR5-5600メモリーなど足まわりも抜かりなし
ビデオカードは、NVIDIA GeForce RTX 3070を搭載したPalit Microsystems「GeForce RTX 3070 GamingPro V1 8GB」を組み合わせ。レイトレーシングを使ったリアルな描画でのプレイや、DLSSを活用した高フレームレートでのプレイに、人気の「Apex Legends」を、144Hzゲーミング液晶と組み合わせてプレイするといったことも大丈夫なGPUになっている。
メモリーは、今後主流になっていくDDR5規格だ。5600MHzの高速モデルでヒートスプレッダーにはLEDギミックも内蔵する。容量は16GB×2枚の32GBでゲームプレイしながらの配信や、クリエイティブな作業なども余裕だ。さらに、AMD EXPO対応品なので、マザーボードからの簡単設定でAMD環境に最適化されたメモリー動作が設定されるようになっている。

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