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サウンドバーと組みあわせたい、円筒形でコンパクトなサブウーファーSonos「Sub Mini」

2022年09月14日 10時00分更新

文● ASCII

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対向配置で25Hzまでの低域を再生

 Sonosのサブウーファーにはより大型の「Sub」がある。Dolby Atmos対応のハイエンド機「Sonos Arc」(幅1142mm)などと組み合わせ、より広い部屋での使用を想定している。2台同時の使用ができるといった特徴も持つ。また、Subはバスレフ型、Sub Miniは密閉型という違いもある。ただし、基本構造は似ていて、Sub MiniはArcと組みあわせても音質のマッチングが取れるよう開発されている。ただし、Subほど高出力ではないため、大きな音で鳴らす用途には向いていないという。設置する部屋のサイズで決めてほしいそうだ。

Sub Mini

Sub MiniとSubの仕様比較

 Sub Miniは環境に合わせて再生音を自動調整するTrueplayにも対応する。ただし、現状で利用できるのはiOS版アプリからのみだ。

Sub Mini

スピーカーを向かい合わせにする構造

Sub Mini

音は横側から広がる

Sub Mini

隙間からユニットが見える

 6インチサイズのウーファーを対向配置で使用。お互い逆方向に動いてフォースキャンセリングをする(振動を互いに打ち消しあう)ので、不要振動などの悪影響を抑えつつ、大きな振幅でユニットを動かせる。一般的なサブウーファーでは外向きの対向配置が多いが、Sonosは内向きの対向配置を採用している。これは中央に空けたスペースから空気を出入りさせてノイズを減らすための配慮で、本体のコンパクト化にも貢献している。ユニットの駆動には、音響構造に合わせて高度にチューニングしたClass-Dアンプ(出力は未公表)を使用。小型サイズながら、最低25Hzの低域再生が可能だ。

Sub Mini

機器の登録はスマホでタッチするだけと簡単だ

 Sonosのサウンドバーはサブウーファーなしでも利用できるが、サブウーファーを追加すれば、サウンドバー側で無理に低域を再生しなくて済むようになり、結果として中域、高域の再生もよくなるとする。

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