日産「リーフ」に続く第2の電気自動車として、2021年11月に発表された日産「ARIYA」。なんと、アメリカでは、新規受注にストップをかけるくらい売れているのだとか! ということで、今回はその実態を探るべく、実際に乗ってみて、良かったこと&悪かったことをシッカリとお伝えしていきます。購入をご検討されていらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。
新型ARIYAはこんなクルマ
電気自動車ならではの力強い加速や、滑らかな走りが魅力のクロスオーバーEV「新型ARIYA」。最新の運転支援機能(プロパイロット 2.0)や、コンシェルジュのようにドライブをサポートするシームレスなコネクテッド技術が搭載され、先進技術を体感できる仕様になっています。
また、内装&外装の至る所に、日本の美を意識した“組子模様”や“行燈を思わせるライト”が採用されており、近未来的な雰囲気が漂うなかに和テイストがふんだんに盛り込まれたデザインとなっています。
日産 ARIA B6の主なスペック | |
---|---|
サイズ | 全長4595×全幅1850×全高1655mm |
ホイールベース | 2775mm |
車重 | 1920kg |
バッテリー | 352V/66kWh |
最大出力 | 218PS(160kW)/5950~13000rpm |
最大トルク | 300N・m(30.6kgf・m)/0~4392rpm |
車両価格 | 539万円(税込) |
ARIYAのオススメポイント その1
外装&内装デザイン
私が試乗したのは、1番お求めやすいグレードの「B6(539万円)」になります。ベースグレードとはいえ、洗練されていて高級感漂う外装&内装となっていました。なお、このB6は現在注文を一時停止しています。
フロントフェイスから漂うモビルスーツ感……。ガンダムっぽくて、やっぱり良い! 細めのライト、V字型に入ったシルバーのライン、中央に光るNISSANのマーク。近未来感があって、個人的には◎です。車幅は同社のSUV「エクストレイル」よりも小さいですが、デザイン的なものもあってか、同じくらいの大きさに見えました。
また、内装はラウンジを意識したとのことで、ゆったりとくつろげる雰囲気になっていました。
そして、私が内装で1番好きだったのがコレです(↓)。
この連載の記事
-
第489回
自動車
サーキット向けのアルピーヌ「A110S」はフランスらしいデザインと上質さで街乗りも楽しい -
第489回
自動車
アストンマーティン「DB12」はラグジュアリーと最高性能を両立させて究めた1台 -
第487回
自動車
Hondaのセダン「アコード」はすべてが適度でちょうどいい! 5つの魅力を紐解く -
第486回
自動車
これぞ王道! これぞ本流! BMWの魅力を凝縮したSUV「X5」は最高の1台と断言する -
第485回
自動車
1000万円対決! ポルシェ「マカンT」とアウディ「SQ5」似て非なる2台をあらた唯と徹底比較 -
第484回
自動車
日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞のHonda「FREED」の魅力と買いのグレードはコレだ! -
第483回
自動車
【ミニバン売れ筋対決】ホンダ「フリード」とトヨタ「シエンタ」の良いところと微妙なところ -
第482回
自動車
これがBMWの未来! フラッグシップEVの「iX」は乗り心地良すぎで動くファーストクラス -
第481回
自動車
アルファ・ロメオのハイブリッドSUV「トナーレ」はキビキビ走って良い意味で「らしく」ない -
第480回
自動車
独特なデザインが目立つルノーのクーペSUV「アルカナ E-TECH エンジニアード」はアイドルも納得の走り -
第479回
自動車
レクサスのエントリーSUV「LBX」は細部の徹底作り込みで高級ブランドの世界観を体現した - この連載の一覧へ