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エレコム「NESTOUT アウトドアバッテリー」シリーズのデザインが高評な理由

2022年07月01日 11時00分更新

文● 飯島秀明 編集●飯島恵里子/ASCII

提供: エレコム

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電気を作る・ためる・使うのエコサイクルを実現可能だ

電気を作る・ためる・使うのエコサイクルを現実レベルで実現

 アウトドアでこれまで使われてきたエネルギーといえば、ガスやガソリンだ。それらのエネルギーが調理や照明など、ごく限られた使い方しかできなかったのも事実だ。これらが電気エネルギーに置き換われば、調理や照明のみならず、扇風機を回したり冷蔵庫を冷やしたりできるようになる。同じエネルギーでも用途の幅が格段に広がるというわけだ。

 「たとえば冬キャンプです。これまでそのハードルの高さゆえベテランのキャンパーが楽しむものとされ、ビギナーは敬遠しがちでした。というのもテントの中で火を使うことがあるからです。一酸化炭素中毒のリスクを避けるには、それなりの経験が必要になります」

 だが、電気エネルギーを使えば話は別だ。テントの中でコタツに入りながら、鍋をつつくことだって可能になる。ビギナーも安心して冬キャンプが楽しめるに違いない。しかも、ガスやガソリンは化石燃料であり有限な資源。対してNESTOUTが供給するのは、ソーラーチャージャーによって発電された電気。太陽さえあれば数時間で電気エネルギーが現地調達できるのである。

 「アウトドアの環境で、電気を作る・ためる・使うのサイクルを“現実的なレベル”で実現しているのがNESTOUTシリーズといえます。しかも、アウトドアで使うエネルギーは、太陽という自然から手に入れる。そんな自然にやさしいエネルギーサイクルの体験を誰でも簡単に味わえるのが、本シリーズの真骨頂といっても過言ではありません」

ソーラーチャージャーで発電し、バッテリーに充電。現地で調達したエネルギーを夜間に利用できる

 現在は携帯向きのモバイルバッテリーだけだが、今後はより大きなポータブル電源を射程に、エレコムらしさを踏まえながら、NESTOUTで新たな展開を模索したいと安井さんはいう。持ち味であるエコサイクルデザインがどう発展していくのか、気になるところである。

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