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T教授の「戦略的衝動買い」 第681回

「いつも思ってる!」大切な人に気持ちを届ける「ネット鳩時計」を衝動買い

2022年04月28日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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メンバーのサークル管理には新規メンバー追加などの機能はないが、他の機能やサークルから離脱する機能が備わっている

自分以外の誰が送ったのか想像すると楽しい「ログ機能」

 ログは、メンバーがいつアプリをタップして大事な人にポッポ~という音声メッセージを送ったのか、参照することができる。サークルのメンバーは自分の送信ログだけを見ることができ、開設者のオーナーはすべてのメンバーの投稿を見ることができる。私を含む家族3人のメンバーは、時々ログを見ては自分以外の誰が送ったのか想像して楽しんでいる。

アカウントユーザーのログ画面。すべての音声メッセージが確認できる

メンバーの一人のログ画面。何時音声メッセージを送ったか確認できる

マンスリービューでメッセージの有無を確認することもできる

 ログもそうだが、ポッポ~って音を聞く側も、一体メンバーの誰が送ってきたメッセージなのか区別や判別はまったくつかない。理論的にはできないわけはないので、これは敢えてやらずに「今のは一体誰だろう?」って想像する方が楽しいからだろう。

 我が家の例でも、サークルメンバーの家族3人がたまたまほぼ同じ時間帯にポッポ~メッセージを送ったとしても、ちょうどその時間に「T教授のおばあちゃん」がOQTA HATOの鳴き声が聞こえる範囲に居るとは限らない。

 ポッポ~となった時には、あいにく外に出かけているか、偶然お風呂に入っているかもしれない。OQTA HATOはそんな義務感や責任感が伴うシステムではなく、必ず相手に届く保証などないシステムだ。

 LINEの様に既読後10分たっても返信がない……と騒ぐSNS的なシステムではなく、極めて緩い制約の少ないコミュニケーションなのだ。たまたま縁があれば聞ける……ので良いとの判断なのだ。

 もちろん、ポッポ~と音声メッセージを受け取った側が受信したことを送り主に連絡したり、その意思表示をする手段もまったく用意されていない。あくまで、メンバーから大事な人への「気にかけてるよ!」という一方通行のメッセージなのだ。

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