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T教授の「戦略的衝動買い」 第686回

時間管理に愛を感じるパナソニック「24時間くりかえしタイマー」を衝動買い

2022年06月02日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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スマートプラグより、はるかに楽しく分かり良いユーザーインターフェースを実現した、知ってる人は知ってるレガシーな「24時間くりかえしタイマー」を令和IoT全盛時代に衝動買いした

 IoT Eraの真っただ中、ホーム家電の世界でおおよそ手に入るIoT系タイマーやスマートプラグ、スマートコンセントの類は、その多くを衝動買いしつくしてしまった感がある。同時に、大昔に使っていたアナログ系の同機能を提供してくれるレガシー商品は、もうほとんどその存在すら忘れてしまっている。

スマホで設定管理する安価なスマートプラグやスマートコンセントは、市場にあふれているが今ひとつ没個性的なデザインとスマホアプリ側のUIが残念なモノが多い

 そんなある日、いつものようにメルカリをぼ〜っと眺めていて昭和レトロな「ナショナル(松下電工)」ロゴのコンセントタイマー(TE-866)を発見して衝動買いしてしまった。レトロなダイモ・テープライターの様な格好をしたコンセントタイマーには、極めて分かりやすい「時間がたてば、」「時間がたてば、」という2つのコンセントが、左右に振り分けて取り付けられている。

偶然メルカリで見つけた数十年以上前の「昭和レトロ感」満載の「ナショナル コンセントタイマー」(松下電工製)機能に徹したシンプルなレイアウトが素晴らしい

 間違いなく、昔は使っていたはずだが記憶が希薄だ。眺めているうちに、現在でもこの手の商品が健在なのかどうも気にかかり、いつものようにネットを探してみた。ネットですぐに見つかったのは「ダイヤルタイマー」(WH3101WP)と名付けられた商品だった。前述した昭和レトロなコンセントタイマーのコンセント・ブレード穴が、4つから3つに改良されたものだ。中央のブレード穴は「入」と「切」の両プラグ兼用となった商品だ。

現在も継続販売されている「コンセントタイマー」の改良モデル「ダイヤルタイマー」(パナソニック製)。プラグブレードを挿す穴が4つから3つに改良されている

 これで我が家には、昭和な雰囲気のコンセントタイマー2個とIoTスマートプラグがたくさん揃ったが、ネットで究極のアナログ型「24時間くりかえしタイマー」(WH3301)という見た目複雑そうな構造のモデルも、勢いで衝動買いしてしまった。その結果、我が家にはアナログからデジタル、昭和から令和までのなんちゃってスマートプラグが4種類揃った格好になった。

今回、衝動買いした以前、実家で使っていたようなぼんやりした記憶のある「ナショナル コンセントタイマー」。24時間の設定状況が一目で分かる視認度の高いグッドデザインだ

この2ヵ月ほどで手元に昭和〜令和のアナログ&デジタルタイマーが揃った

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