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選択肢によって物語が大きく変化!?セガの新作PRG「シン・クロニクル」を先行インプレッション

2022年03月23日 13時00分更新

文● 馬波レイ 編集●ジサトラハッチ

 3月23日に配信となるセガの新作スマートフォン(iOS/Android)向けRPGの『シン・クロニクル』。配信より一足はやく開発バージョンをプレイする機会を得たので先行プレイにて手触り感をお伝えしていく。

 簡単に説明しておくと「シン・クロニクル」は、累計2,500万超ダウンロードの実績を持つ「チェインクロニクル」シリーズの後継作として手掛けられた新作RPG。そのコンセプトは“運命は自ら決める。選ぶチャンスは一度きり”。プレイヤーの決断が物語に大きな影響を及ぼし、文字通り“自分だけのストーリー”を体験できることが最大の特徴だ。

 大陸の中心に開いた巨大な大穴“奈落”から絶え間なく出現する魔物“黒の軍勢”によって崩壊の危機にある世界。プレイヤー=主人公は奈落を囲む巨大な障壁を守る境界騎士団のいち員となって生死をかけた戦いに挑む――というのが、物語のあらまし。

 壮大なスケールの世界観や、運命を左右する不思議な本“クロニクル”との出会いが織りなすストーリー、最新技術で描き出されるビジュアルは、あらゆるプレイヤーをゲームの世界へと引き込むことだろう。

 プレイを始めると、チュートリアルを兼ねた物語の導入部が展開される。奈落から魔物が溢れ出す“蝕(しょく)”の危機に立ち向かう騎士団たちの戦いが描かれ、プレイヤーは隊長ヴィオレットからの説明とともに基本的な遊び方を学んでいく。

 チュートリアル、とは言ったもののそのボリュームは満点で、かつドラマチックなモノ。RPGで重要な体験である主人公との一体感が味わえるものとなっている。

フィールド探索&ターン制バトル

 本作では、フィールドダンジョンを探索しながら遭遇した魔物をバトルで倒していくことがメインとなる。バーチャルパッドでパーティーを移動させる家庭用ゲーム機向けRPGライクな操作方法は、これまでスマートフォン向けRPGに馴染みがない人でもすんなり入り込めるだろう(オート移動もあり)。敵シンボルにアタックするとこで、バトルで先制攻撃(ダメージ)が奪えるといった馴染みのある仕組みも用意されている。

 バトルは4+2人(控え)でのパーティで戦うシンプルなターン制を採用。速さのパラメーターが高いキャラクター/敵から行動順が訪れ、各キャラごとのBP(行動ポイント)を使い尽くすまで攻撃が可能という、これまたオーソドックスなモノで安心感がある。オートバトルも用意され、サクサクと進められるテンポのよさもいい感じだ。

 行動順が回ってきたキャラクターは、バトルフィールド内を自由に動き回ることができる。範囲攻撃や前方への突進など敵の攻撃にはバリエーションがあるので、できるだけダメージを喰らわないよう位置取りすることが大事。直接打撃や飛び道具など、仲間のキャラクターを活かした立ち回りも重要となる。

 ほかにも、BPを多く消費するが強力なスキル攻撃、被ダメージなどで溜まったゲージを開放しての必殺技オーバードライブ、力をためているボスを怯んだ状態にさせるブレイクといった仕組みもあり、爽快感のあるバトルが楽しめるようになっている。

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