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ゲーム以外の用途でも大活躍するミドルレンジマシン

「ダイイングライト2」は平均70fps前後! 第12世代Core i7+RTX 3060搭載の「G-Tune EN-Z」を徹底検証

文●BRZAK 編集●市川/ASCII

提供: マウスコンピューター

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ベーシックな構成をカスタムしてよりツヨツヨPCに!

 これまでEN-Zの外観とその性能について言及してきたが、本機はほかのG-Tune製品同様にBTOカスタマイズができる。詳細については製品ページのカスタマイズを試してみてほしいのだが、ここではオススメのカスタマイズ項目について触れてみたいと思う。

 まず最初はCPUグリスだ。高温になりやすいCPUへのケアを考慮すると、ダイヤモンドグリスか「Thermal Grizzly Kryonaut」のどちらかが良いだろう。熱暴走のリスクを低減させるためにも、考慮の余地はアリだ。

 基本構成のメモリーは16GBだが、32~64GBまでカスタマイズができる。用途や好みにもよるが、処理性能を上げたいならメモリーの増量も検討するといいだろう。個人的には、ゲームをするなら32GB、クリエイティブをするなら64GBがオススメだ。

 続いてはメインストレージ。こちらは512GBよりも、1TBか2TBのM.2 SSDをオススメしたい。前述したように、ゲームの読み込み時間の差を考慮すると、プレイ頻度の高いゲームはCドライブに入れることになるだろう。

 複数のタイトルを遊んでいる場合、ストレージを圧迫してしまうことは確実なので、より大容量な記憶媒体を用意したほうがベターなのはいうまでもない。

 最後はディスプレーだ。ベンチマークの項でも触れたが、ハイリフレッシュレートに対応したゲーミングディスプレーの導入も検討してみてはどうだろうか。本機のスペックであれば、最低でも144Hz以上で駆動するディスプレーはほしいところだ。

カスタマイズページには多数のゲーミングディスプレーが用意されている。ディスプレーサイズはもちろん、リフレッシュレートや応答速度などそれぞれに違いがあるので、じっくり選ぶべし!

第12世代の最新Core i7-12700Kのパワーを感じろ!

 以上、G-Tune EN-Zを見てきた。やはり最新のCPUというのは処理能力が非常に高く、使っていて特に不満を感じるようなことは一切ないと感じた。ベンチマークからも見てわかるように、ゲーム用途だけでなくクリエイティブな方面でも問題なく使える。これはまさに第12世代CPUの恩恵が大きいといってもいいだろう。

 公式サイトでの販売価格は25万2780円(税込)と、高騰傾向が強いゲーミング界隈としては申し分ない価格帯といえるだろう。EN-Zは、ハイエンドマシンには手が出せないという場合、強い選択肢のマシン足り得る製品であった。

(提供:マウスコンピューター)

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