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G-Tune PP-Z-3070Tiをレビュー

第12世代Core i7とRTX 3070 TiでApexフルHDプレイが最小約250fps!コアゲーマーも納得の1台

2022年03月28日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●市川/ASCII

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 2021年11月に発売した第12世代インテルCoreプロセッサーは、4ヵ月以上が経過した現在、そのパフォーマンスの高さからPCパーツ市場でかなりの人気を集めている。BTO PCでもその傾向は変わらず、その第12世代CoreプロセッサーとNVIDIAのAmpere世代のGPUを組み合わせたモデルが、ゲーミング向けモデルとして好評だ。

 今回紹介するマウスコンピューターの「G-Tune PP-Z-3070Ti」も同種の製品で、CPUに「Core i7-12700KF」を、GPUに「GeForce RTX 3070 Ti」をそれぞれ採用したハイスペックモデルだ。

 G-Tune PP-Z-3070Tiは、どの程度快適にゲームが遊べるのだろうか。そこで、本稿ではG-Tune PP-Z-3070Tiの特徴を紹介しつつ、いくつかのゲームを実際にプレイし、そのポテンシャルに迫ってみたい。

G-Tune PP-Z-3070Ti 主なスペック
CPU インテル「Core i7-12700KF」(12コア/20スレッド、最大5.0GHz)
グラフィックス NVIDIA「GeForce RTX 3070 Ti」(8GB GDDR6X)
CPUクーラー 水冷CPUクーラー(240mmラジエーター)
メモリー 32GB(DDR4-3200、16GB×2)
ストレージ 512GB SSD(M.2接続/NVMe対応)+4TB HDD
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
インターフェース USB 2.0 Type-A×4、USB 3.0 Type-A×6、USB 3.2 Type-C、DisplayPort×3、HDMI出力端子、有線LAN端子(2.5GBASE-T)、マイク入力×2、ヘッドフォン出力、ラインイン、ラインアウト、リアスピーカー、センター・サブウーファー、SPDIF/オプティカル/角型
電源 850W(80Plus Gold認証)
本体サイズ 約215(W)×490(D)×481(H)mm
重量 約17kg
OS Windows 11 Home

CPUには簡易水冷クーラーを採用
ストレージは512GBのSSDと4TBのHDDを搭載

 冒頭で説明したとおり、G-Tune PP-Z-3070TiはCPUにCore i7-12700KFを採用している。モデルナンバーに“F”がついていることからもわかるとおり、グラフィックス機能を省略したモデルだ。とはいえ、ゲーミング用途ではビデオカードを利用するのが一般的で、G-Tune PP-Z-3070TiはGeForce RTX 3070 Tiを搭載しているため、とくに問題はないだろう。また、Core i7-12700KFは、Pコアを8基、Eコアを4基備えた12コア/20スレッドタイプのCPUで、最大5.0GHzで動作するハイスペックな仕様を誇る。

CPU-Z(Version 2.00.0)の実行結果

 ただ、Core i7-12700KFはProcessor Base Power(定格消費電力)が125Wと高めな点は、正直なところウィークポイントといえる。しかし、G-Tune PP-Z-3070Tiでは、その高い消費電力に対応するため、CPUの冷却に簡易水冷クーラーを導入。しかも、ラジエーターは240mmサイズで冷却性能が高く、CPUの熱が問題になることはまったくない。また、簡易水冷クーラーを採用したことで、静音性も向上している点は見逃せない。

CPUクーラーは簡易水冷タイプを採用

ラジエーターは240mmサイズで冷却性能も十分

 ビデオカードはGeForce RTX 3070 Ti搭載モデルだ。GPUクーラーは2.7スロット占有タイプで100mm角相当のファンを2基装備。動作クロック設定は、「GPU-Z」(Version 2.44.0)読みで、ベースクロックが1575MHz、ブーストクロックが1770MHzと、いずれもリファレンスどおりとなっている。ビデオメモリーはGDDR6Xを8GB搭載し、そのクロックは19Gbpsと、こちらもリファレンスから変わりはない。

GPU-Z(Version 2.44.0)の実行結果

NVIDIAコントロールパネルからシステム情報を確認したところ

搭載されたビデオカード。GPUクーラーには5本のヒートパイプが用いられている

 マザーボードの電源部は、14フェーズ構成とかなり豪華な仕様だ。PCIe x16スロットには金属製カバーが装着されて剛性が向上し、スロットをカードの自重から保護されている点は心強く感じる。また、有線LANは、1000BASE-Tのほか2.5GbEをサポートしており、対応ルーターを用意すれば、より高速なデータ転送が実現可能だ。

 ストレージは、M.2 SSDとHDDのハイブリッド構成。M.2 SSDはSAMSUNG製「PM9A1」の512GBモデルで、PCIe 4.0接続に対応している点がトピックとして挙げられよう。また、HDDは容量が4TBもあり、ゲーミング用途以外に動画編集を行なう人にとっても、十分満足のいく仕様だ。

SSDのCrsytalDiskInfo(Version 8.15.2)の実行結果

一方こちらはHDDの実行結果

 さて、これらの屋台骨ともいえる電源ユニットには、80PLUS Gold認証を受けた定格出力850Wのものを搭載。CPUのPBPが125W、GPUのTGP(カード全体の消費電力)が290W、少々乱暴な計算だが両者の合計が415Wなので、850Wで十分な出力といっていいだろう。

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