LenovoはCES2022にて、日本時間1月6日1時に、プレミアム・ノートPC「ThinkPad X1」シリーズの新世代3モデル「X1 Carbon Gen10」、「X1 Yoga Gen7」、「X1 Nano Gen2」を発表した。
すべて12世代のインテル・コアを採用し、CVテクノロジー(Computer Vision)を使ったThinkShieldセキュリティーを搭載する。米国ではX1 CarbonとX1 Yogaは3月発売で、1639ドルと1749ドル、X1 Nanoは4月発売で499ドルからの予定だ。
ディスプレーは最高4Kの7種類
ThinkPad X1 Carbon Gen10
搭載するCPUはインテルの12世代コアで、i7のUとPシリーズから選択可能で、最高で14コアを選択できる。内蔵グラフィックスはIris Xeだ。
ディスプレーは14インチの16対10で、1920×1200ドットのIPS(400nit)のタッチとノンタッチ、タッチ+プライバシーガード、2240×1400ドット、2880×1800ドットの有機EL、3840×2400ドットのタッチとノンタッチと、全7種類が用意されている。
メインメモリーはLPDDR5で最高32GB、ストレージはPCIe Gen4で最高2TBを用意し、バッテリーは57Wh、ACアダプターは65W出力のタイプC端子である。
オーディオはドルビー・アトモスとドルビー・ボイス認証で360度のマイクを4台内蔵する。
インターフェースはThunderbolt 4×2に、 USB 3.2 Gen 1のタイプA×2、HDMI 2.0b、オーディオコンボ、ナノSIMスロットを内蔵。無線はWi-Fi 6EにBluetooth 5.2、4GLTEまたは5GでeSIMも搭載できる。
サイズは315.6×222.5×15.36/14.95ミリ、重さは1.12キロから。
4KはOLED
ThinkPad X1 Yoga Gen 7
その名のとおり、ディスプレーが360度回転するYoga型モデルで、CPUはCarbonと同様に、vProのU15またはP28シリーズを搭載。メインメモリーはLPDDR5で最高32GB、ストレージはPCIe Gen4で最高2TBを用意し、バッテリーは57Wh、ACアダプターは65W出力のタイプC端子というのもCarbonと同じだ。
ディスプレーは14インチの16対10比率で1920×1200ドットのタッチ2種にプライバシーガード付き、3840×2400ドットの有機ELの4種類。
オーディオとインターフェースもCarbonと同じで、サイズは314.4×222.3×15.53ミリで、重さは1.38キロから。
速くなっても1kg切り
ThinkPad X1 Nano Gen 2
こちらのCPUはi7のvProで14コアのP28シリーズのみで、メインメモリーはLPDDR5で最高32GB、ストレージはPCIe Gen4で最高2TBを用意。
ディスプレーは13インチの2160×1350ドット、450nitのタッチとノンタッチから選ぶ。
インターフェースはThunderbolt 4×2に、オーディオコンボ、ナノSIMスロットを内蔵。無線はWi-Fi 6EにBluetooth 5.2、4GLTEまたは5GでeSIMも搭載できる。 サイズは293.2×208×14.47ミリで、重さは970グラム。
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