フィットビットが9月28日に発売した「Fitbit Charge 5」を使ってみました。健康管理をメインとするトラッカーの主力商品「Fitbit Charge」シリーズの最新モデルで、初めてカラーディスプレーを搭載。ストレス値の目安となる「皮膚電気活動」のスキャンや、睡眠中の血中酸素濃度のモニタリングなど、先進的な機能を備えたデバイスです。NFCを搭載し、Suicaにも対応。価格は2万4990円。メーカーからお借りした端末を2週間ほど使ってみました。
軽くてバンドのフィット感も良好。着けたまま寝ても違和感なし
Fitbit Charge 5は「スマートウォッチ」ではなく「トラッカー」。一般的には「スマートバンド」と呼ばれることが多い、フィットネス機能に注力したバンド型のデバイスです。サイズ感は前モデルのFitbit Charge 4と同等ですが、ディスプレーがカラーになったので、「スマートバンド」と呼ぶよりも、むしろ「スマートウォッチ」の印象に近づいたように感じました。
ケースには主にアルミニウム素材を使用。ディスプレーは有機ELで、対角サイズが26.43mm。インチに換算すると約1.0インチ。側面にはボタンはなく、皮膚電気活動スキャンなどに用いるセンサーを搭載。背面にも心拍数、血中酸素濃度などを計測するセンサーが搭載されています。
ベルトはシリコン製で、SサイズとLサイズの2本を同梱。Sサイズは手首回りが130〜170mmの腕にフィットし、Lサイズは170〜210mmにフィットすることなので、男女どちらでも、かなり手首が太い人でも支障なく使えるはず。
軽くてフィット感が良く、運動のトラッキングに使うには、一般的なスマートウォッチよりも快適でしょう。筆者は何度か腕に巻いたまま寝て、睡眠をトラッキングしましたが、就寝時にも気にならない軽さでした。