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コンパクトなボディーに第11世代Coreプロセッサーや高速SSDを搭載

普段使いや在宅ワークのパートナーに! Windows 11搭載の14型ノートPC<LAVIE N1435/CA>をオススメしたい理由

2021年12月03日 11時00分更新

文● 山口優 編集●市川/ASCII

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UIが刷新されたWindows 11を搭載

 <LAVIE N14>シリーズのOSは、10月にリリースされたばかりのWindows 11 Homeを採用している。基本的な使い方はWindows 10とそれほど変わらないが、ユーザーインターフェースの刷新が特徴だ。

 実際に使って少し戸惑ったのが、スタートメニューの位置だろう。従来は左下に配置されていたが、Windows 11ではタスクバーの中央寄りに変更されている。スタートメニューを開くと上部にピン留め済みのアプリが表示され、その下の「おすすめ」に最近使ったファイルが表示される。使用頻度の高いアプリやファイルが見つけやすくなったのは歓迎できる。

Windows 11の画面。スタートメニューの位置がタスクバーの中央寄りに変更されている

 Microsoft Teamsのチャット機能がOSに統合され、タスクバーのアイコンからすぐ使えるようになったのも好印象だ。個人的に便利だと感じたのがウィジェットで、わざわざブラウザーでURLを開いてチェックしなくてもニュースや天気、株価などの情報をすばやく確認できるようになった。Windows 10の同様の機能である「ニュースと関心事項」はいまいち使い勝手が悪くて機能をオフにしていたが、Windows 11のウィジェットは積極的に使いたいと感じた。

 もうひとつ多用したいと思ったのがウィンドウのスナップ。機能自体は以前のバージョンからあったが、Windows 11では操作性が大幅に向上している。使い方は、ウィンドウの最大化ボタンにカーソルを合わせるとレイアウトが表示されるので、そこから好みのパターンを選ぶだけでいい。3~4分割するとひとつひとつのウィンドウは小さくなるが、<LAVIE N14>シリーズのディスプレイはノートパソコンとしては大きめなので、各ウィンドウが見やすく実用性は高めといえる。

Windows 11のウィンドウのスナップ機能。レイアウトから選ぶだけで、手軽に画面を分割してウィンドウを整列できるようになった

 このほか、ウィンドウの角が取れて丸みを帯びたデザインになったり、アイコンがカラフルで立体的になったりして、全体的に親しみやすくなったのも印象に残った部分だ。<LAVIE N14>シリーズのシンプル&フレンドリーなデザインとの親和性も高く、快適に使うことができた。

普段使いからビジネスまで快適に使用できるプロセッサー

 <LAVIE N14>シリーズは、CPUやストレージ容量などの違いによってモデルが分かれている。それぞれの主な仕様は次のとおりだ。

<LAVIE N14>シリーズの主な仕様
型名 LAVIE N1475/CA LAVIE N1435/CA
CPU Core i7-1165G7(最大4.70GHz) Core i3-1115G4(最大4.10GHz)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス(CPU内蔵)
メモリー 8GB
ストレージ 約512GB(PCIe) 約256GB(PCIe)

 今回は、このうち第11世代インテルCore i3-1115G4(最大4.10GHz)が搭載された<LAVIE N1435/CA>を使い、ベンチマークソフトで性能をチェックしてみることにした。

CPUは第11世代インテルCore i3-1115G4(最大4.10GHz)が搭載されていた

 まずは「CINEBENCH R23」でCPUの性能をテストしてみたところ、マルチコアが2578pts、シングルコアが1238ptsとなった。実際にアプリを使用する際に影響するシングルコアの性能は、第10世代Coreプロセッサーよりもかなり向上している。Core i3-1115G4は2コアなので、4コアの現行Core i5やCore i7ほどマルチコア性能は高くないが、一般的な用途には十分なパフォーマンスといえる。実際、複数のアプリを同時に実行しても動作が重くなりにくかった。

CINEBENCH R23の結果

 続いて、パソコンの総合的な性能をチェックするためベンチマークソフト「PCMark 10」を実施してみたところ、次のようになった。

PCMark 10の結果

PCMark 10のスコア
総合スコア 3987
Essentials 7976
Productivity 6179
Digital Content Creation 3490

 快適さの目安は、基本性能を示す「Essentials」が4100以上、ビジネスアプリのパフォーマンスを示す「Productivity」が4500以上、クリエイティブ系アプリのパフォーマンスを示す「Digital Content Creation」が3450以上となっているが、これらの目安を上回る結果となった。日常的な用途やOfficeなどのビジネス用途はもちろん、写真編集などクリエイティブ系の作業もある程度快適にできる性能を持っていることがわかる。

 次に、「3DMark」でグラフィックス性能をチェックしてみた。今回はDirectX 12用テスト「Time Spy」とDirectX 11用テスト「Fire Strike」を使用した。その結果は以下のとおりとなっている。CPU内蔵のグラフィックスなのでそれほど高い性能ではないが、軽いゲームくらいならそこそこ楽しめそうなスコアが出ている。

3DMark Time Spyの結果

3DMark Fire Strikeの結果

3DMarkのスコア
テスト 総合スコア グラフィックススコア
Time Spy 853 766
Fire Strike 2040 2283

 このほか、「CrystalDiskMark」でストレージ性能をチェックしてみたところ、次のようになった。PCIe 3.0x4レーン接続のNVMe対応SSDということもあって、シーケンシャルリードが3000MB/秒オーバーと非常に高速だ。

CrystalDiskMarkの結果

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